連載
#16 特派員フォトリレー
【特派員イチオシ旅】ローマっ子が愛する穴場の湖 壁画だらけの街も
世界のあちこちに住み、出張取材の機会も多い朝⽇新聞の特派員が、おすすめの旅行先を写真でご紹介します。今回はイタリアとイギリスから。イタリアの首都ローマの近郊には、泳げるほどきれいな湖があり、ハリウッドセレブなじみの古城があり、温泉もあるという1粒で3度おいしい街が。イギリス領・北アイルランドの中心都市には、あちこちに壁画が並んでいます。その背景には長年にわたる紛争がありました。(朝日新聞国際報道部)
まずはイタリアから、河原田慎一記者。
続いては、アイルランド島にありながらイギリス領という「北アイルランド」の中心都市ベルファストから、沢村亙記者。
アイルランドは独立戦争を経て1922年にイギリス連邦内の自治領となり、1949年には完全に独立。しかし、北アイルランドはイギリス領のまま残ったという経緯があります。
日本でも戦争や災害、事件の跡などを巡る「ダークツーリズム」が注目を集めています。
清教徒革命、名誉革命といった歴史の教科書くらいでしかなじみのないことば。複雑な宗派対立の歴史。平和なイメージのあるイギリスで今なお紛争の爪痕がくっきり残っていること。学びもまた、旅行の大事な効用の一つです。
タイタニック博物館もおもしろそうですけどね!
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