
クイズです。どこのおみやげでしょう?
というわけで、まずは写真をお見せします。いったいどこのおみやげなのか、国や地域の名前をお答えください。

これは、その羊から作った毛糸(羊毛)をそのまま使い、羊のぬいぐるみにしているのが面白いと思い、買いました。キウイという鳥のぬいぐるみもよく売られています。キウイはニュージーランド人を指す愛称にもなっています」



続いて3カ所目。真ん中からぱかっと開く木製の人形、中には少し小さいサイズの同じ人形が入っていて、これを開くとさらに小さな人形が……。
人形の中にまた人形…




2枚目の写真のものは、鍵付きのガラスケースに鎮座していました。大小30体がセットという大作。約7万6000ルーブル(13万円程度)という値段にひるんでしまいましたが、一つ一つが丁寧に手描きで描かれていて、好きな人には高くないのかもしれません。
歴代の政治指導者も定番。ですが、2000年以降、ロシアの大統領はプーチン氏とメドベージェフ氏しかおらず、目新しさはありません。プーチン氏は今春の大統領選にも勝利したので、2024年まで新しい大統領マトリョーシカには出会えません。もしかして、新しい大統領をだれよりも望んでいるのはマトリョーシカの絵付け師かも?
なお、見覚えのあるキャラものは値段400~500ルーブル程度と手頃。ただし、著作権がどうなっているのか定かではありません……」






事故を起こした特急「普悠馬(プユマ)号」も。同じく特急「太魯閣(タロコ)号」と並んで、日本人を含めて鉄道ファンに人気の列車でした。
台湾の鉄道は日本統治時代の名残があり、駅弁もそのひとつ。駅弁を模した眼鏡ふきにも、駅舎とともに、プユマ、タロコ号が描かれています。
ほんとうに大変な事故で、お亡くなりになられた方のご冥福とけがをされた方の一日も早い回復をお祈りします。そして、再び安心して乗ることができるように、原因の究明をしっかりと進めてほしいと思います」
ペーパー師匠も気に入るはず




王宮御用達だったザッハトルテなどと違い、マンナーのウェハースはもともと「庶民が食べるチョコレート」として誕生し、オーストリアでは誰もが知る味です。遠足のおともに必ずマンナー、おばあちゃんのハンドバックの中に必ずマンナー、というイメージでしょうか。
ウェハース以外にも様々なお菓子を生産していて、「クヌプフェ(ボタン)」という名のレープクーヘン(ジンジャーブレッド)も人気。21世紀に入ってからは観光名所のシュテファン広場に出店するなどしてマーケットを広げました。
ただ、私が買うのはもっぱらスーパーで。 大衆に親しまれる菓子なので、だいたいどこでも売っていてるし、そのときどきで安くなっている商品を探すのも楽しいですよ」



ピッツバーグではアメリカンフットボールの強豪チーム、スティーラーズのグッズが並ぶ店を見つけました。黄色を前面に押し出したデザインでかっこいいです。しかし、大阪出身の妻にはプロ野球で見慣れた配色で、海外みやげとしての受けは悪い気が。
続いてアトランタ。大きく『Atlanta』と地名が入ったパーカーやマグカップばかりが目立ちます。地元愛がすごい!
フロリダ州のフォートマイヤーズでも、やはりFloridaと大きく書かれたTシャツや帽子が並ぶ店を発見。店員さんに、なぜ米国ではこんなに地域の名前が入った服が多いの?と聞いてみました。さわやかなスポーツマン風の彼は『米国民はそれぞれの地域に住む人たちがその土地に愛をもっているからじゃないかな』。うーん、納得したような、しないような」
地名の大きく書かれたものって、おみやげの定番ですよね。もっとも、最近の日本では地名の書かれたペナントやちょうちんの類って、あまり見かけなくなりましたか……。


そこで、空港の売店で売っているアオザイ香水はいかがでしょう。香りは好みがあるかもしれませんが、アオザイを着た女性をイメージしたびんのフォルムがきれいです。透明なビンのもので32ドル。
個人的にベトナム土産が必要なとき、私が買う定番はカシューナッツです。茶色い皮付きで止まらないうまさ。一袋10ドル前後で、こちらも空港で売っています。お酒のおつまみにも喜ばれるのではないでしょうか」


パンダグッズは成都みやげの鉄板で、空港や駅など、至る所にパンダのぬいぐるみやキーホルダーが山のように積まれています。可愛くて私も出張時に一つぬいぐるみを買いました。
ただ、中国では動物園などでパンダの虐待疑惑報道が相次いでおり、ぬいぐるみを見るたびに複雑な気持ちになっています」
以上です! お疲れさまでした。あなたは何問わかりましたか? さらに難易度の高い「激ムズ編」にも、ぜひ挑戦してみてください!