連載
#12 特派員フォトリレー
【世界のおやつ】マーチしないコアラ、「国宝級」のチョコがある国は
ところ変われば品変わる。世界のあちこちに住む朝⽇新聞の特派員が、「おやつ」をテーマに写真を撮ってきました。今回は各地のチョコレート菓子を中心に取り上げます。スコットランドの定番チョコは、中にふんわりマシュマロ入り。オーストラリアのチョコはマーチしていませんでした。ブラジルのチョコは亀の形で、バリ島で取材のみやげにもらったのは「仙豆」。ぐいっと血糖値を上げてくれそうなものがそろいました。(朝日新聞国際報道部)
案内役は東京・国際報道部の神田大介です。まずはロンドンから下司佳代子記者。イギリスの中でもスコットランドのスイーツを紹介してくれました。
いや、いかにマシュマロとは言え、爆撃機内で爆発って、しゃれになってない! あと、膨張したマシュマロが爆発したら、すごいネッチョリしそう。
ちなみに、「ショートブレッド」で有名なウォーカーズもスコットランドなんだとか。すごい。
続いてはオーストラリアのシドニーから、小暮哲夫記者。本場だけあって、やはりコアラをかたどったお菓子があるようで……。
うーんなんでしょう、パッケージといいチョコ本体といい、むしろクマっぽいというか。特にチョコの方、体と胴体の比率が民芸品っぽい。マトリョーシカとかの。
動物の形をしたチョコレートは南米にもあるそうです。岡田玄記者から。
ここからは東南アジアのおやつをご紹介。まずはミャンマーから、染田屋竜太記者。
重そうだけど、うまそう。どちらもココナツとごまが決め手になっているようです。
フィリピンの「ナタデココ」や「ハロハロ」など、日本でもなじみのある東南アジアのスイーツが増えていますが、これは現地に行かないと食べられなさそうですね。
続いてはベトナムから、鈴木暁子記者。
決めちゃったよ。えー、「Oishi」のウェブサイトを見てみたら、他にも「キレイ」、「オヘヤ」(お部屋?)、「ワフ」(和風?)などの商品名を見つけました。ただ、大半の商品は「ポテトチップ」とか「チョコレートポップコーン」などとふつうで、なんだかよくわかりません。
最後は、日本人にもビーチリゾートとしておなじみのインドネシア・バリ島から野上英文記者。
調べたところ、バリ島以外でも広くインドネシアやマレーシアで食されているようです。これまたカロリーの高そうなおやつですが、仕事に疲れたとき、眠くなった時なんかに食べると、歯への刺激もあいまって、ぐいっと気持ちを高ぶらせてくれそうですね。
今後もおやつに依存していこうと思う次第です。
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