連載
#3 すみっコ先生のススメ
いかん、つい力が入ってしまう…学校司書、別の姿は「すみっコ先生」
新学期が近づいても新型コロナウイルス感染の勢いは衰えを知らず、みなさんは不安な毎日を過ごしていることでしょう。「すみっコ先生」こと埼玉県立飯能高校すみっコ図書館司書の湯川康宏です。テレビや新聞を見ていると、マスクだけでなく、トイレットペーパーやティッシュまでもが買い占められ、それらが街中のお店から姿を消す状況が伝えられています。とても悲しいことです。いつから「自分さえよければよい」と考える人がこんなにも増えてしまったのでしょうか。これまでも人は支えあい、助け合ってさまざまな苦難や災難を乗り越えてきました。みなさんには、苦しく、つらい時ほど、友達や周りの人のことを思いやり、助け合う気持ちを大切にする大人になってほしいと心から願います。
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