色に名前は必要か? 「なまえのないえのぐ」作者2人に聞きました

「固定概念にとらわれず、自分で色を生み出す創造力を引き出したい」との思いから、新しい絵の具が生まれました

若松 真平
withnews編集部

色に名前がないため、元になった色の組み合わせが記号的に表現されている

 空は水色、土は茶色。絵を描こうとするとき、まっさきに思いつきそうな色ですが、果たして実物はそうでしょうか? 「固定概念にとらわれず、自分で色を生み出す創造力を引き出したい」との思いから、新しい絵の具が生まれました。その名も「なまえのないえのぐ」。10色セットですが、それぞれの色に名前はなく、元になった色の組み合わせが記号的に表現されているだけです。開発に至った経緯を、作者と発売元のコクヨに聞きました。

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