養老孟司さんが見た理研 成果主義と少数リーダーシップの落とし穴

昨年、取り巻く環境がめまぐるしく変化した理化学研究所を、解剖学者の養老孟司・東大名誉教授が訪れました。その研究体制や課題は、養老さんの目にどう映ったのでしょうか。

理研の研究センターを訪ねる養老孟司さん=神戸市中央区、滝沢美穂子撮影

 新たな万能細胞「STAP細胞」作製に成功したと発表したものの、後に撤回。一方で、iPS細胞を使った世界初の移植手術を成功させてもいる、理化学研究所――。
 昨年、取り巻く環境がめまぐるしく変化した理研を、解剖学者の養老孟司・東大名誉教授が訪れました。生物科学の世界に長年身を置いてきた養老さんの目に、その研究体制や課題はどう映ったのでしょうか。

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