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「あくび」して伸びして… 巣箱から出てきたアライグマが人間っぽい

撮影した時の様子を飼育員に聞きました

伸びをしながらあくびする「もり」
伸びをしながらあくびする「もり」 出典: 旭山動物園のツイッター

目次

 あくびをしてからゆっくり出てきて、伸びをしてバックヤードへ歩いていくアライグマが可愛い――。そんな動画が先日、注目を集めました。撮影した時の様子を飼育員に聞きました。

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伸びをしながらあくびする「もり」
伸びをしながらあくびする「もり」 出典: 旭山動物園のツイッター

アライグマの「もり」


 北海道旭川市にある旭山動物園のツイッターアカウントが先月、こんなつぶやきを投稿しました。

 「一昨日のアライグマのもり」

 添付された動画に映っているのはアライグマの「もり」で、巣箱から出てバックヤードに向かう様子が収められています。

 飼育員の「帰るよ」という声に反応して巣箱から顔を出したもり。

 右前脚を伸ばしながら、まずはあくびをします。

 舌をペロペロと出した後、足元を確認しながらゆっくり体を巣箱の外へ。

 両前脚を地面に着けながら、今度は伸びをしながら再びあくび。

 全身が外に出ると、スタスタとバックヤードに向かって歩いていきます。

 フェイスブックやインスタグラムにも投稿されたこの動画。

 「私みたい」「かわいすぎる」といったコメントが寄せられています。

飼育員に聞きました


 「撮影したのは夕方で、巣箱で昼寝している時でした」と話すのは、アライグマの担当飼育員です。

 夜はバックヤードの寝床で過ごし、朝になったら展示施設に出てくるもり。

 朝はギリギリまで寝床で寝ていることが多いといいます。

 この時期、展示施設では午前中は動き回って、午後は昼寝していることが多いそうです。

 「冬はずっと寝ていたり、秋は食欲が出るので活発になったり、季節によっても違いがあります」

 まるで人間のような動きを披露したもり。注目を集めたことについてはこう話します。

 「親近感を持っていただき、アライグマがどんな動物なのかを知ってもらうきっかけになればと思います」

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