インターネット上での誹謗中傷が深刻となっていることを受けて、この10月から「
プロバイダ責任制限法」の改正法が施行され、加害者をより早く特定できるよう手続きが簡略化されました。これまで発信者の情報の開示には1年ほどかかっていましたが、数ヶ月から半年程度で特定できるようになるとされています。
また、著名人をはじめとした被害者が、開示請求をおこなったことを積極的に発信するようになり、「訴えられるかもしれない」と思った人が過去の発言について謝罪するケースも見受けられます。こうしたなかで、作中にあるような理由が挙げられることが少なくないようです。
今回の漫画では、圧倒的な力を持つライオンによるコミカルなオチを迎えました。これが人間同士に置き換わったとき、もしもみなさんが被害者/加害者の立場になったとき、どう感じるでしょうか。ネコロスさんは取材の最後、読者に伝えたいこととして「今回の漫画で、誹謗中傷について考えるきっかけになれば幸いです!」と締めくくっています。