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#18 注目!TikTok

神企画「 #休校チャレンジ 」再び GWの子どもたちに伝えたいこと

「休校明けが楽しみになる未来見せたい」

8千件の投稿が集まった「#休校チャレンジ」が再び開催されている
8千件の投稿が集まった「#休校チャレンジ」が再び開催されている 出典: TikTokより

目次

全国の一斉休校が始まった3月、「家の中でできること」に限定した生徒・学生向けのTikTok企画「#休校チャレンジ」が大きな注目を集めました。個人が発案した企画にもかかわらず、期間中に投稿された動画の総数は8千件を超え、再生数1億7千万回以上という驚異の数字を現在も更新し続けています。休校期間を延期する自治体も増える中、ゴールデンウィークに再び「#休校チャレンジ」が開催されることになりました。その背景について、企画の発案者に取材しました。

総再生数1億7千万超え「休校チャレンジ」とは

「#休校チャレンジ」とは、映像作家で人気TikToker(TikTokで活躍するクリエイター)のしんのすけさん(@deadnosuke)が、政府が休校要請を表明した直後に発案した企画です。休校期間を利用し、家の中でできることとして「動画撮影に挑戦しよう」と呼びかけました。

対象を生徒・学生とし、TikTokで「家の中での撮影限定」で動画を募集。魅力的な動画を作った人には、しんのすけさんが「身を削って」プレゼントをするというものでした。
TikTokのハッシュタグ「#休校チャレンジ」のまとめページ。企画直後既に9千万回再生されていたが、その後更に増えている。
TikTokのハッシュタグ「#休校チャレンジ」のまとめページ。企画直後既に9千万回再生されていたが、その後更に増えている。
8千件を超える投稿動画の中からは、注目を集めテレビなどのメディアに取り上げられる高校生や、15万人以上フォロワーが増えた大学生も生まれ、結果発表のライブ配信には「神企画」「またやってほしい」というコメントが寄せられていました。

2回目となる「#休校チャレンジGW」は、「好き」をテーマに5月10日まで動画を募集。開始1日で既に多くの動画が集まっています。
ライブ配信された結果発表の様子
ライブ配信された結果発表の様子 出典:しんのすけさんのYouTubeチャンネルより

自分の「好きなもの」向き合う機会に

発案者のしんのすけさんは、今回もTikTokに企画を開始する旨の動画を投稿しました。「学生であること」「撮影・制作は家の中ですること」などのルールを説明するとともに、こんなメッセージを発信しました。

@deadnosuke

##休校チャレンジGW 開催します!本当に色んな事があるけど、新しい体験の場として、また参加してほしいと思います。 ##おうちで過ごし隊 ##tiktok教室 ##休校 ##休校チャレンジ ##学校 ##学生 ##おうちgw ##TikTok ##ゴールデンウィークの思い出

♬ オリジナル楽曲 - しんのすけ🎬映画感想
休校が5月末に延びたり、部活の大会がなくなったり、僕が想像もできない思いをしている人がたくさんいると思います。だから僕が出来るのは、みんなに新しいことを始めてもらうきっかけを作ること。

夢を叶える手段は勉強だけど、夢を見つける手段は体験なんです。僕ら大人は体験する環境をたくさんつくって学生が夢を見つけやすくする。休校チャレンジはそのひとつになればいいなと思います。
しんのすけさんのTikTok

withnewsのインタビューに対し、「インターハイ、中体連などの大会がなくなって、これらをゴールに何かを我慢してきた子もいるし、休校中も家で準備してきた子もいると思う」と話すしんのすけさん。

前回企画を開催した3月上旬から、新型コロナウイルスによる社会への影響は更に広がりました。打ち込んでいた目標を失った子どもたちの気持ちを向ける先は、今十分にあるとは言えません。前回の企画の熱狂からも、夢中になれる何かや、同じ事に打ち込む誰かが見えることで、保たれる気持ちがあるかもしれません。

「動画を作ることで、自分の好きなものって何だろうか、どれくらい好きなんだろうか、と見つめ直すきっかけになるのではないでしょうか。また、同世代の子が作った動画から、好きなものを見つけられるかもしれません」

出典:しんのすけさんのTikTok

「休校明け、スターになっているかも」

専門学校の講師でもあるしんのすけさんですが、投稿した動画で「夢を叶える手段は勉強だけど、夢を見つける手段は体験」と話していました。TikTokやYouTubeで発信する中で受ける、学生からの相談からも、その思いを強くしています。

「ある生徒は、学校で学ぶ勉強だけでは進路を決められないと話していました。夢に向かっていく手段として勉強は必要だけど、夢を見つけるためには、自分の興味のあるところに行ったり、見たり、勉強以外の体験が必要なんです。新型コロナウイルスの影響で、その機会が今なくなってしまっています」
インタビューに答えるしんのすけさん=2020年3月
インタビューに答えるしんのすけさん=2020年3月 出典:「 #休校チャレンジ 」が生んだ熱狂 TikTokに集まった8千の動画
その「体験」の場として、休校チャレンジが機能すればという願いも込められています。

「学生にとって、学校が社会のすべてです。それ以外の世界を広げるためにはインターネットしかありません。そこで現状一番拡散されやすくて、投稿のハードルが低いのがTikTokだと感じています」
前回の開催で注目され、メディアにも取り上げられる生徒が出てくる中で、「デジタルとリアルは分かれているものではなくて、地続きになっていることも伝えたい」と話すしんのすけさん。

「休校が明けた時に、スターになって学校に行って欲しい。休校明けが楽しみになるような、そういう未来を見せることができるんじゃないかと思っています」

動画はTikTokで5月10日まで募集中です。生徒・学生による、家の中で撮影・制作されている動画が対象で、「#休校チャレンジGW」のハッシュタグがついていることが条件です。審査方法、賞品などはまだ未定とのことで、しんのすけさんのTikTokアカウント(@deadnosuke)をご確認ください。

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