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#16 #withyou 悩み相談

学校に行きたくない……「原因は考えなくていい」園山千尋さんの答え

「理由はわからないけど、学校に行きたくない――」。そんな10代の悩みに自身も不登校だった俳優の園山千尋さんは「原因がわからないならひとまず置いておこう」と答えます。

イラスト:(C)根本清佳、前田真由美(innovation team dot) 写真:金澤ひかり
イラスト:(C)根本清佳、前田真由美(innovation team dot) 写真:金澤ひかり

目次

「理由はわからないけど、学校に行きたくない――」。そんな10代の悩みに、俳優でマンガ「不登校ガール」作者の園山千尋さん(29)は「原因がわからないならひとまず置いておこう」と答えます。自身も不登校だった理由が「今もわからない」という園山さん。通学がしんどい時に「やっておくべきこと」について聞きました。


《著名人や専門家が「10代の悩み」に答えるシリーズです。園山さんに答えていただく悩みはこちらです。》
悩み


理由はわからないけど、学校に行きたくない
 

学校に行きたくない。行こうとしても行けないってことなのかな。理由がわからないと苦しいですよね。私も経験があります。

理由なんて、まさに苦しいその時はわからないですよね。大人になって振り返った時に、「もしかしてこういうことが理由だったのかな」って思えるかもしれないけど、私だって不登校だったあの日から15年たったのに、今も何で学校になじめなかったのかよくわからないです。
 
中学2年の時、転校先の学校になじめず不登校になりましたが、今は「乗り越えなくて良い、解決しなくて良い」「環境が変われば将来も見える」と思っています。

学校に行くのがしんどいなら、まずは1日、行かないでリフレッシュしてみるのも悪くないんじゃないかな。私は当時「行かなきゃなじめない」と考えて無理して行ってたんだけど、ご飯は食べられなくなるし、夜も眠れなくなるしで、体調最悪でした。まずは自分の体を大事にして。

学校に行けない理由、原因は、わからないならひとまず置いておいて。それより大事なのは、今後どうしたいか。これからやりたいことを考えられるようになるまで、まずは落ち着くことが大事だと思う。

理由聞かないで、どこにも居場所がなくなってしまう

親は子どもが学校に行くのを嫌がった時、心配だと思うし原因を探りたいと思うけど、「何で行きたくないの」ってあまり深く聞かないであげてほしいです。子どももよくわかっていないことでどう伝えたらいいのかわからない。

親に心配をかけている、ということはもちろん理解しているからさらに苦しい。説明できないことを説明しろって言われたら、どこにも居場所がなくなってしまう。どうかお子さんを追い詰めないであげてほしいです。

落ち着いて考えられる状況になるまで、とりあえず安心しておうちにいられるよう、ただ受け止めてあげる。学校に行けなかった私が当時してほしかったことは、今の子も同じじゃないかな。

◇ ◇ ◇
 著名人や専門家が10代の悩みに答えるこの企画は、電話などで10代からの相談を受け付けているチャイルドラインの高橋弘恵専務理事に協力いただいています。
 チャイルドラインの電話相談には2018年度、のべ19万人から相談があり、この企画の相談内容は実際に寄せられる相談をもとに、架空の内容を設定しています。
 また、回答はあくまで回答者の個人的な見解であり、悩みへの一意見です。

<そのやま・ちひろ>
1990年、北海道生まれ。高校卒業後、上京して俳優活動を開始。福島中央テレビ「絶景探偵。」や、映画「モダン・ラブ」などに出演。2016年ごろから、漫画家としても活動開始。コミック配信サービスアプリ「Vコミ」(https://vcomi.jp/)で漫画「不登校ガール 学校の階段がのぼれない」を連載中。

 

withnewsでは、生きづらさを抱える10代への企画「#withyou ~きみとともに~」を続けています。

今年のテーマは「#居場所」。 

 目に見える「場所」でなくても、本や音楽…好きなことや、救いになった言葉でもいいです。生きづらい時間や不安な日々をしのげる「居場所」をみなさんと共有できたらと思います。 以下のツイートボタンで、「#居場所」について聞かせてください。


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いろんな相談先があります


・24時間こどもSOSダイヤル 0120-0-78310(なやみ言おう)
・こどものSOS相談窓口(文部科学省サイト
・いのち支える窓口一覧(自殺総合対策推進センターサイト

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