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猫と警備員、1カ月ぶりの攻防! 花見の時期は遠慮した?新技も披露
尾道市立美術館でおなじみの光景が約1カ月ぶりにツイッター投稿され、注目を集めています。
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尾道市立美術館でおなじみの光景が約1カ月ぶりにツイッター投稿され、注目を集めています。
美術館に入ろうとする猫と、防ごうとする警備員のやりとりで話題になった尾道市立美術館(広島県)。おなじみの光景が約1カ月ぶりにツイッター投稿され、注目を集めています。「花見の時期は人が多いので遠慮したのかも」と話す担当者に話を聞きました。
今月24日、尾道市立美術館のツイッターアカウントが「駄々っ子」というタイトルで投稿した3枚の画像。
1枚目は、美術館の入り口で警備員と黒猫「ケンちゃん」がにらみ合う様子が写っています。
2枚目は、ケンちゃんがその場でマットの上にゴロンと寝転がる様子。
3枚目は、警備員に持ち上げられたケンちゃんが、マットに爪を立てて抵抗している姿が写っています。
この投稿に対して、「ケンちゃんの執念でマットが大変なことになってる」「警備員になりたい」といったコメントが寄せられ、リツイートは6千、いいねは1万3千を超えています。
『駄々っ子😾 unmanageable child 』(24/4/2019) #尾道 #千光寺公園 #尾道市立美術館 #黒猫 #cat #onomichi pic.twitter.com/3i9g0rPVTC
— 尾道市立美術館 (@bijutsu1) 2019年4月24日
近くのレストランで飼われているケンちゃん。美術館侵入を試みる「常習犯」ですが、ここ1カ月ほどは入り口まで来ることはなかったそうです。
理由について、美術館の担当者はこう推測します。
「美術館がある千光寺公園は桜の名所で、最近は花見のお客さんがたくさん訪れ、美術館の来館者も増えました。人が多くて遠慮していたのかもしれません」
昨年10月に話題になった際、警備員と攻防を繰り広げたのは茶トラの「ゴッちゃん」。
ちょくちょく姿を見せていますが、ケンちゃんのテリトリーということもあって、館に侵入しようとするのは珍しいそうです。
2匹とも、入ってこようとするときは同じ警備員の日がほとんどだといいます。
「動物好きで優しく接してくれる警備員さんに甘えているのかもしれませんね」と担当者。
『ごめんナァ〜。I'm sorry. 』(H301026)スタッフ撮影の美術館周辺の猫スナップをご紹介。(spin off 2018、不定期配信) #尾道 #千光寺公園 #尾道市立美術館 #猫 #茶トラ #cat #onomichi pic.twitter.com/Ln9S61RS7m
— 尾道市立美術館 (@bijutsu1) 2018年10月27日
映像『入られんよ。can’t come in. 』(H301109)スタッフ撮影の美術館周辺の猫スナップをご紹介。(spin off 2018、不定期配信) #尾道 #千光寺公園 #尾道市立美術館 #猫 #黒猫 #cat #onomichi pic.twitter.com/DweFZTC8nF
— 尾道市立美術館 (@bijutsu1) 2018年11月9日
美術館では5月6日までスウェーデンの陶芸作家・リサ・ラーソンさんの展覧会を開催中で、猫をモチーフにした作品も展示されています。
「ケンちゃんとゴッちゃんは気まぐれなので会えないかもしれませんが、リサ・ラーソンさんの猫作品もあります。連休中はぜひ尾道市立美術館にお越しください」
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