MENU CLOSE

連載

#32 猫と警備員、ほっこり攻防の日々

猫と警備員、くしゃみ出るけど攻防戦 約50日ぶりに正面突破はかる

ついに攻防戦を披露してくれました

今月12日昼に披露した攻防戦の様子
今月12日昼に披露した攻防戦の様子 出典: 尾道市立美術館提供

目次

 美術館に入ろうとする猫と、防ごうとする警備員さんのやりとりで話題になる尾道市立美術館(広島県)。秋の特別展が始まって約1カ月、ついに攻防戦を披露してくれました。

【PR】デフリンピックへ向け「おもてなし」のコミュニケーション学ぶ
今月12日昼に披露した攻防戦の様子
今月12日昼に披露した攻防戦の様子 出典: 尾道市立美術館提供

ケンちゃんと馬屋原さん


 近くのレストランで飼われているケンちゃんが、最初に注目を集めたのは2017年3月。

 開催中だった「猫まみれ展」の会場に入ろうとして、警備員・馬屋原定雄さんに阻止される様子がツイッターで紹介されたのがきっかけでした。

 その後も「猫と警備員の攻防」としてたびたび話題になっていますが、侵入を試みるのは警備員が馬屋原さんの時がほとんど。

 馬屋原さんが来るのは特別展の時だけなので、そのたびに美術館職員は攻防戦を期待してカメラを構えています。

エントランスに大がかりな展示


 先月16日に秋の特別展「NEW LANDSKAP shooshie sulaiman(ニューランドスカップ シュシ・スライマン)展」が開幕。

 拠点であるマレーシアと尾道を10年にわたって往復し続けてきたシュシ・スライマンさんの作品展です。

 廃屋からインスピレーションを得て制作した作品などが、館内だけでなくエントランスや中庭、市内の別会場などに来月12日まで展示されています。

 いつも攻防戦を披露しているエントランスに大がかりな展示があるからか、ケンちゃんはなかなかやってきませんでした。

いつも攻防戦を披露しているエントランスに大がかりな展示があります
いつも攻防戦を披露しているエントランスに大がかりな展示があります 出典: 尾道市立美術館提供

12日昼の攻防戦


 今月12日昼、エントランスが見える壁際までやってきたケンちゃん。

 「クシュン」と4回くしゃみをした後、まっすぐと自動ドアの方へと向かいます。

 2枚あるドアの1枚目を通過したところで、その先に待ち構えていた馬屋原さん。

 優しく両手でバリケードを作りますが、左右の隙間からケンちゃんが突破をはかります。

 体をなでられながらも、低い姿勢でチャンスをうかがい、じりじりと前へ。

 2枚目のドアを越えたあたりで馬屋原さんがケンちゃんを抱きかかえ、外へと連れ出しました。

親睦を深める秋に


 「エントランスでの攻防戦は夏の特別展以来で、51日ぶりでした」と美術館職員。

 攻防戦を披露したのは久しぶりですが、馬屋原さんの通勤途中にケンちゃんがやってきて「同伴出勤」する様子は何度も見かけてきたそうです。

 「エントランスに作品があっていつもと雰囲気が違うから、やっぱり警戒してるのかもしれませんね」

 くしゃみの様子を撮影しながら「よし、そろそろ行ってみるか」と気合を入れているように感じたといいます。

 「季節の変わり目で風邪気味なのかもしれませんが、親睦を深める秋になりそうな予感です」

連載 猫と警備員、ほっこり攻防の日々

その他の連載コンテンツ その他の連載コンテンツ

全連載一覧から探す。 全連載一覧から探す。

PICKUP PR

PR記事

新着記事

CLOSE

Q 取材リクエストする

取材にご協力頂ける場合はメールアドレスをご記入ください
編集部からご連絡させていただくことがございます