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平成最後の紅白 Hey! Say! JUMP危惧「新元号では…」
紅白歌合戦の季節になりました。大みそかの大舞台を前に、「音合わせ」や「リハーサル」といったイベントが本番と同じ会場で開かれ、アーティストたちは気持ちを高めていきます。記者からの質問が集中したのは「平成最後」ということで、ジャニーズ事務所所属のアイドルグループの「Hey! Say! JUMP」。
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紅白歌合戦の季節になりました。大みそかの大舞台を前に、「音合わせ」や「リハーサル」といったイベントが本番と同じ会場で開かれ、アーティストたちは気持ちを高めていきます。記者からの質問が集中したのは「平成最後」ということで、ジャニーズ事務所所属のアイドルグループの「Hey! Say! JUMP」。
今年もNHK紅白歌合戦の季節になりました。大みそかの大舞台を前に、「音合わせ」や「リハーサル」といったイベントが本番と同じ会場で開かれ、アーティストたちは気持ちを高めていきます。記者からの質問が集中したのは、「平成最後」ということでジャニーズ事務所所属のアイドルグループの「Hey! Say! JUMP」。初出場の後輩「King & Prince」を気遣う余裕を見せていましたが、メンバーが危惧していたのは「ジャニーさんが新しい元号では…」。新元号ではどうなっていくのでしょうか。(朝日新聞デジタル編集部・影山遼)
本番の2日前の29日、アーティストたちが会場となるNHKホールに集結しました。順番に音合わせをやっていき、終えると写真撮影、そして囲んでの取材が始まります。服装も本番のものとは限らず、まちまちです。
記者たちの質問は多岐にわたりますが、どうしても聞きたくなるのが「平成最後の紅白、どのような思いで臨みますか」という質問です。
「Hey! Say! JUMP」のメンバーがそろえて口にしたのは「紅白は当たり前じゃない。平成最後に出場できるのは光栄」という言葉。たしかに、平成を象徴する名前のグループがいなくて話になりません。知念侑李さんが「今年出られなかったら後悔する」と話すのももっともです。音合わせのトップを飾ったのは「Hey! Say! JUMP」と、NHKも粋なことをします。
平成が終わろうとしている今、グループ名はどうなるのか。薮宏太さんが「その質問はもう200回くらいされました」と笑いを誘います。メンバーならではの危惧もあるようで、有岡大貴さんは「ジャニーさんが新年号でグループをすぐ作りませんように…」と祈りました。
グループ名の由来は「平成を跳び越えて活躍するようにジャニーさんがつけてくれました」。新元号での活躍も誓っていました。
その「Hey! Say! JUMP」も気にかけていたのが、今年5月にデビューしたばかりの後輩「King & Prince」。「キンプリ」の愛称で親しまれています。
今年のインターネットの検索数が、前年と比べて急上昇した人などに贈られる「Yahoo!検索大賞2018」で「今年の顔」として大賞に選ばれています。デビュー後、発売した曲が2作連続で初週に40万枚超を売り上げるなど人気急上昇。アイドル部門賞とのダブル受賞も果たしました。
写真撮影ゾーンに入る時に敷かれているレッドカーペットを汚さないように「レッドカーペット用の靴を履いてきました」とおちゃめな一面を見せる一方、メンバーたちからはひしひしと緊張感が伝わってきました。「紅白の雰囲気は?」という質問に、平野紫耀さんは「大人の方々が多いですね」と驚いた様子。「怒濤の1年はデビュー会見からあっという間でした」と振り返りました。
10月26日には、メンバーの岩橋玄樹さんが幼少期からパニック障害を患っていることを公表。書面で「治療は地道で根気が必要だと思いますが、必ず病を克服し、皆さまの前に立てる日を目指して治療に専念します」とのコメントを出しました。
音合わせに登場した岸優太さんは「定期的に連絡をとっています。あせらず、ゆっくり、僕たちは待っています」と話しました。「彼の分も背負って、今年一年をぶつけたい」
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