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2015年07月22日

油井宇宙飛行士、ISSへ スゴ腕、戦闘機パイロットの経歴

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航空自衛隊でのラストフライトを終えた油井亀美也さん=2009年3月、埼玉県狭山市の航空自衛隊入間基地、中田徹撮影

航空自衛隊でのラストフライトを終えた油井亀美也さん=2009年3月、埼玉県狭山市の航空自衛隊入間基地、中田徹撮影

出典: 朝日新聞


 国際宇宙ステーション(ISS)へ向かう油井亀美也宇宙飛行士ら3人が乗るソユーズ宇宙船が日本時間の23日午前6時2分に打ち上げられます。油井さんは、航空自衛官出身。限られた操縦士しかなれないテストパイロットをつとめ、ありとあらゆる飛行機に搭乗してきたスゴ腕パイロットとして知られています。公開中のブログには「自分の死を含め、直視するのが仕事」と宇宙飛行士への決意を語っています。

「こうのとり」油井さんが受け止め、若田さんが支援

 油井さんは21日、発射場のあるカザフスタンのバイコヌールで、打ち上げ前の記者会見をしました。「今回飛行できて幸せな気持ち。これまで十分訓練も受けたので、全く心配していない」と、目前に迫った宇宙飛行への意気込みを語りました。
 また、油井さんは8月に種子島から打ち上げられる無人補給機「こうのとり」を受け止め、地上の支援には若田光一・宇宙飛行士(51)があたることが決定。油井さんは「大変重要な仕事なのでしっかりやりたい。若田さんがサポートしてくれるので、私も集中できる」と話しました。

【動画】油井亀美也・宇宙飛行士が打ち上げ前に会見=日吉健吾撮影

出典:朝日新聞デジタル:油井さん「飛行できること幸せ」 打ち上げ前に会見

  油井亀美也(ゆいきみや)・宇宙飛行士(45)が21日、発射場のあるカザフスタンのバイコヌールで、打ち上げ前の記者会見をした。「今回飛行できて幸せな気持ち。これまで十分訓練も受けたので、全く心配していない」と、目前の23日に迫った初めての宇宙飛行への意気込みを語った。

出典:朝日新聞デジタル:油井さん「飛行できること幸せ」 打ち上げ前に会見

油井さん「5時間の仮眠後、分刻みのスケジュール」

 油井さんは、打ち上げ間近のイベントや心境をツイッターで発信しています。家族と1時間の面会した後に5時間の仮眠。目が覚めると打ち上げまで分刻みのスケジュールだそうです。


自衛隊ではテストパイロットとして活躍

 油井さんが生まれ育ったのは千曲川の源流、人口約4400人の長野県川上村。「村の人のことをみんな知っているような小さな村」だったそうです。

 美しい夜空をいつも望遠鏡で眺めていた少年時代。「こんなところに行けたらなんて素晴らしいだろう。天文学者か宇宙飛行士になりたい」と思っていたそうです。

 進学を控えた高校3年の時。「現実味がない」と両親に反対され、授業料が免除される防衛大学校に進学、航空自衛隊に入隊しました。

 空へのあこがれは捨てきれず、自衛隊では、ごく限られたパイロットしかなれないテストパイロットとしてF15戦闘機など、ありとあらゆる飛行機に搭乗。2009年、宇宙飛行士候補に選ばれ、夢をかなえました。

航空自衛隊でのラストフライトを終えた油井亀美也さん=2009年3月、埼玉県狭山市の航空自衛隊入間基地、中田徹撮影

航空自衛隊でのラストフライトを終えた油井亀美也さん=2009年3月、埼玉県狭山市の航空自衛隊入間基地、中田徹撮影

出典: 朝日新聞

生まれ育ったのは千曲川の源流、人口約4400人の長野県川上村。「村の人のことをみんな知っているような小さな村。びっくりするでしょう」。美しい夜空をいつも望遠鏡で眺めていた。「こんなところに行けたらなんて素晴らしいだろう。天文学者か宇宙飛行士になりたい」。子ども心にそう思っていた。
 進学を控えた高校3年の時。「現実味がない」と両親に反対された。授業料が免除される防衛大学校に進学、航空自衛隊に入隊した。
 空へのあこがれは捨てきれなかった。自衛隊ではF15戦闘機など、ありとあらゆる飛行機に搭乗、空を駆けた。職場の同僚の評は「血気盛んなタイプが多い中、ほんわかした性格が評価されている」。だが本人は「常に挑戦する」との思いを胸に秘める。1年前、宇宙飛行士募集の話を聞き、昔の思いがよみがえった。
 妻と小学生の息子2人、娘1人の5人家族。「ちょっとかっこいいところは見せられたかな」

出典: 2009年2月26日:(ひと)油井亀美也さん 宇宙飛行士候補になった空自パイロット :朝日新聞紙面から

「プログレス」が制御不能、クルーの手紙届けられず

 油井さんら3人が乗るソユーズ宇宙船は、当初、今年の5月に打ち上げ予定でした。しかし、4月28日にカザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられたロシアの無人補給船「プログレスM―27M」が制御不能になる事故が発生。油井さんの打ち上げは延期されました。

 制御不能になったロシアの無人補給船「プログレスM―27M」の積み荷には、食料や燃料を含む約2トンの物資のほか、クルーの家族が心を込めて書いた手紙もあったそうです。

2009年2月に国際宇宙ステーションにドッキングする補給船プログレス=NASA提供

2009年2月に国際宇宙ステーションにドッキングする補給船プログレス=NASA提供

本来なら切り離された後にアンテナを展開し、推進装置が起動するはずが、地上局ではどちらの動きも確認できません。プログレスが送ってきた映像からは、コントロールを失い、きりもみ状態になっているのが見て取れました。ロシア連邦宇宙庁は30日にISSへのドッキングを試みましたが制御を回復できず、機体は大気圏に突入させて廃棄する方針です。

出典:朝日新聞デジタル:(宇宙がっこう)無人補給船が制御不能、届かなかった手紙 的川泰宣

世界のロケット「20~30機に1機は失敗」

 JAXA名誉教授の的川泰宣さんは「ロシアのロケットは50年以上前のエンジンなどが使われている場合もあるが、技術者はメンテナンスもしているはずで、古いということだけが失敗の原因とはならない。一方、給与の未払いで作業員のストライキが起きているケースもあり、人的な要因も考えられる」としたうえで、「世界のロケットは、20~30機に1機の割合で失敗しており、今回はたまたま重なったのかもしれない」と話しています。

「自分の死を含め、対応するのが仕事」

 油井さんは、ネットで公開中の日記で、宇宙飛行士について「夢を与えられる素晴らしい職業」とした上で、「自分の死を含め、直視するのが不快な現実を見つめ、対応を準備するのが仕事」とも述べています。(第9話「緊急事態に備える」 http://iss.jaxa.jp/astro/report/column/yui/09.html )

 航空自衛隊のテストパイロット出身で、訓練中のトラブルにも淡々と対処する職人のような油井さん。ISS船長を務めた若田光一さんは「彼なら安心して見守れる。一緒に飛ぶ仲間からも信望が厚い」と太鼓判を押す人柄と実力の持ち主です。

 ISSへは、物資を運ぶ補給機「こうのとり5号機」が8月16日午後10時1分に種子島宇宙センターから打ち上げられる予定で、油井さんがISS滞在中にこうのとりがドッキングする可能性も高まっています。

【動画】報道陣に公開された油井亀美也・宇宙飛行士の訓練風景と記者会見

出典:朝日新聞デジタル:油井飛行士の訓練公開 「こうのとり」のドッキング想定

ISSに約10メートルまで接近した日本の無人補給船「こうのとり」(HTV)をアームを伸ばして捕獲する想定の訓練。油井さんは、モニターの映像を見ながら操作レバーを操り、ISSとのドッキングに成功させた。

出典:朝日新聞デジタル:油井飛行士の訓練公開 「こうのとり」のドッキング想定

 下村博文文部科学相は9日、閣議後の会見で、国際宇宙ステーション(ISS)へ物資を運ぶ補給機「こうのとり5号機」を8月16日午後10時1分に種子島宇宙センターから打ち上げると明らかにした。
 こうのとりの打ち上げは約2年ぶり。H2Bロケットを使い、8月22日にISSにドッキングする予定。高エネルギー宇宙線観測装置やマウスの飼育装置など各種実験装置を輸送する。

出典:朝日新聞デジタル: こうのとり5号機、8月16日に打ち上げ 2年ぶり

油井さんは、ネットで公開中の日記で、宇宙飛行士について「夢を与えられる素晴らしい職業」とした上で、「死を含め、(中略)対応を準備するのが仕事」とも述べている。リスクを受け入れた上でも、挑戦する意義があるということなのだろう。
 危険を伴う航空自衛隊のテストパイロット出身で、訓練中のトラブルにも淡々と対処する職人のような油井さん。ISSから無事に戻ってきたとき、改めて宇宙への思いを聞いてみたい。

出典:(特派員メモ ヒューストン)宇宙飛行士の覚悟:朝日新聞デジタル

油井さんは航空自衛官出身。ごく限られた操縦士しかなれないテストパイロットを務め、空自全体の業務や作戦を担う航空幕僚監部にもいた。選抜後は、「4~5年毎日休まずに勉強」してロシア語を身につけた。ISS船長を務めた若田光一さん(51)も「彼なら安心して見守れる。一緒に飛ぶ仲間からも信望が厚い」と太鼓判を押す。

出典:(科学の扉)日本人飛行士10人目 信頼高まり任務も高度化:朝日新聞デジタル


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