お金と仕事
アップル、横浜市港北区に研究開発拠点 パナソニックの工場跡地
米アップルが横浜市港北区に研究開発拠点を建設することを発表しました。2016年度中に完成予定です。
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米アップルが横浜市港北区に研究開発拠点を建設することを発表しました。2016年度中に完成予定です。
米アップルは25日、横浜市港北区に研究開発施設を建てる、と発表した。パナソニックの工場跡地を買収し、2016年度中に完成する見通し。日本の部品メーカーやその技術を取り込み、iPhoneなど主要製品に使う部品の開発にあたるとみられる。
場所は東急東横線・綱島駅から歩いて10分ほど。今年度中に着工し、1万2500平方メートルの土地に4階建てで広さ2万5千平方メートルの建物を建てる。エネルギー使用量を減らし、屋上を緑化して水を再利用するなど、環境に配慮した施設になるという。
「横浜スマートシティプロジェクト」の一環として付近もあわせて開発し、ユニーが商業施設、野村不動産がマンションや保育施設、パナソニックが水素エネルギーの活用施設などを建設する。
アップルは「綱島に本格的なテクニカル・デベロップメント・センターの建設を始めることとなり、日本で業務拡大できることを大変喜ばしく思います」「環境にやさしい施設にすることを、横浜市と共に進めて参ります。日本における弊社のこれまでの歴史を誇りに思いますと共に、30年以上支え続けてくださる多くのお客様に感謝申し上げます」とコメントした。
25日午後に記者会見した横浜市の林文子市長はアップルの研究拠点開設について「将来の子供たちの教育にもプラスにもなると思う」と述べ、近隣大学とアップルとの連携にも期待を示した。