障がい児の「広告モデル」事業、立ち上げた理由 ガラスの壁に危機感

高橋健次郎

長男の尊君(左)が、重い知的障がいと自閉症と診断されたのは約5年前。母親の内木美樹さんは当時を振り返り、「目の前の景色が色を失った」と話します。写真は近影=内木さん提供

長男の尊(たける)君(8)が、重い知的障がいと自閉症と診断されたのは約5年前。母親の内木美樹さん(39)は当時を振り返り、「目の前の景色が色を失った」と話します。自身も親として葛藤し、障がい児を育てる別の親からは「我が子をかわいいと思えない」と悩みを打ち明けられたことも。何年も思い煩った末、知的障がい児の「広告モデル」事業を立ち上げました。

続きを読む