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「お一人様1枚」制限かかった「ICOCA」福井限定のデザインとは
3月から福井県内限定で販売されているオリジナルデザインのICOCA(イコカ)が人気です。発売から1カ月ですでに品薄で、「お一人様1枚まで」に制限された話題のデザインを取材しました。
3月16日、北陸新幹線が敦賀駅まで延伸しました。それに合わせ、並行在来線として運行を始めた第三セクター「ハピラインふくい」が、オリジナルデザインの交通系ICカード「ICOCA」を発売しました。
このICOCAですが、発売早々、そのデザインに注目が集まりました。SNSでは「めっっっっっちゃかわいい」「ほしい」と話題になりました。すでに14000枚ほどが販売され、今では品薄に…。
発売当初は芦原温泉、福井、鯖江、武生駅の窓口と券売機、敦賀駅の窓口で販売していましたが、4月5日からは「一人1枚」に購入枚数を制限。19日には敦賀駅で一時的に販売中止となりました。
柄はもちろん「恐竜」。国内随一の化石の発掘量を誇り、恐竜博物館もある福井らしいデザインになっています。
ハピラインふくいのロゴマークに使われている緑やピンクの三角形とひし形を組み合わせていて、よく見ると、恐竜が並んで行進しているようなデザインに。
ハピラインふくいの担当者は「実は、ICOCAを2枚並べると端の恐竜同士がつながるようになっています」と話します。
実は記者は2014〜16年に福井県に赴任していましたが、その当時は福井駅には自動改札がなく、駅員に切符を手渡ししていました。
福井駅と敦賀駅には2018年9月に自動改札機が導入されたということで、今ではこの恐竜柄のICOCAをピッと自動改札にかざして通れるのかと想像すると、「とてもうらやましい」の一言です。
この恐竜柄のICOCAですが、24日からは窓口のみでの販売となり、在庫がなくなれば、通常デザインのICOCAに切り替わるとのこと。もし在庫が切れても、入荷すれば、また窓口や券売機で購入することができるそうです。
「日々の通勤・通学、旅行が楽しくなるようなデザインになっていますので、使って楽しんでもらえればうれしいです」
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