演じ続けた「害のない良い子」漫画家を悩ませた〝女の子らしさ〟の罠

処世術が招いた「大きな代償」

ゆめの

気立てが優しく、控えめな性格――。世間的に肯定されやすい女性像を押しつけられ、人間関係をうまく築けなくなったという、漫画家・ゆめのさん。いま、思うことについて描いてもらいました。

漫画家のゆめのさん(ツイッター・@yumenonohibi)は、コミュニケーションに苦手意識を持っています。その根底には、幼少期の思い出が横たわっているそうです。周囲から「変な人」と思われたくなくて、家族や友人に求められるがまま、おとなしい女の子を演じ続ける。そうするうちに、いつしか自分の本音を隠し、他人と上手につながれなくなったのです。忘れられない記憶について、描いてもらいました。

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