ひとりぼっちの家に届いた恐怖の通知 #役所をやさしく

「33年の公務員人生、初めての発注」

神戸市役所やさ日推進チーム

イラスト・逸見恒沙子

シンプルでわかりやすい「日本語」を使って、日本語にまだ慣れていない外国人にも情報を提供する「やさしい日本語」。

「小難しい」言葉の代名詞ともいえる「お役所言葉」もやさしくするべく、ある自治体が本腰を入れました。やさしい日本語の「発祥の地」ともいえる、神戸市です。
しかし、若手や外国人職員の推進チームの前に立ちはだかったのは「慣例の壁」。年金、医療、公文書・・・。本当に役所は「やさしく」なるのでしょうか。

役所内のさまざまな声の板挟みに、ふと漏らした公務員のつぶやき。その本音には、さまざまな国のルーツの人が当たり前のように一緒に暮らす時代への、ヒントがあるかもしれません。一緒に、のぞいてみませんか。

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