育休後の時短勤務 感謝の一方「はれ物」扱い感じ募った男性の罪悪感

丹治翔

退職後は自宅と別に事務所を設けていたが、新型コロナウイルス感染拡大後は在宅での作業も多くなったという男性


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妻には子育てを理由に仕事を諦めてほしくない――。そんな思いから、東京の会社員男性(38)は、2人の子供が生まれた時にいずれも半年以上の育休を取得。復帰後も時短勤務を選択しました。しかし、同僚と同じ仕事量をこなせない罪悪感が募り、昨年春に退職。個人事業を始め、自分のペースで働くことを選びました。育休後の働き方の難しさについて専門家は「多くの女性が経験してきた道。社内で改善を試みて、悩みが解消しないなら環境を変えるのも選択肢の一つです」と話します。

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