クジラ「食べない」のに商業捕鯨再開 「パンドラの箱」あけた?

初見翔

長崎市にあるクジラを扱う料理店=2014年4月4日、長崎市、森下東樹撮影

2019年7月、31年ぶりに再開した日本の商業捕鯨。鯨肉を好む消費者からは「これで再び鯨食文化が盛り上がる」といった歓迎の声も上がりました。ところが、この商業捕鯨の復活はむしろ捕鯨や鯨食文化を衰退させる可能性があるという指摘もあります。どういうことでしょうか? 捕鯨の専門家が集う研究会で聞いた見方を紹介します。
(朝日新聞名古屋報道センター記者・初見翔)

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