ゴーン被告と「フェアレディZ」の数奇な運命「前からファンだった」

日産自動車の新車「フェアレディZ」を発表するカルロス・ゴーン社長(当時)=2002年7月30日、東京・有明で

国外逃亡先のレバノンで1月8日、記者会見を開いた日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告は、車ファンにとって忘れられない決断をしていました。「コストカッター」として業績回復を達成した2002年、「フェアレディZ」を復活させたのです。熱狂的な愛好家のファンクラブや、海外にも多くのファンがいる名車。実は、ゴーン被告も、日産の経営に関わる前から「ファンだった」と明かしています。日産の顔となった「フェアレディZ」の数奇な歴史をたどります。

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