国連安保理で激論 南スーダンへの武器禁輸、世界はなぜ割れる?
うーん、鋭いですね。内戦が続く南スーダンへの武器輸出を禁じる国連安全保障理事会(安保理)の決議は、2018年にぎりぎりで採択されました。その前に提案された時は、日本も含め棄権が多く不採択でした。内戦の当事者たちがにらみ合う国への武器売却を国際社会が控えれば、その国は平和になるのかという深いテーマです。しかも国際社会の縮図である安保理とくれば一筋縄ではいきません。その議論を振り返ってみましょう。(朝日新聞政治部専門記者・藤田直央)