マニアもビビる…キングオブ酷道「425号線」で見た日本の「原風景」

和歌山・奈良県境の「牛廻越」にさしかかる道の脇に「転落死亡事故多発」と書かれた看板が置かれていた=昨年12月5日午後1時55分、和歌山県田辺市龍神村、加藤諒撮影

 狭い道幅、時に命の危険も感じるワイルドさ。国道なのに「酷道」と呼ばれる道があります。これまでに32万キロ、地球8周分の道路を走破した猛者が「あそこまで酷い道はなかなかない」と太鼓判を押すのが国道425号。いったいどんなドラマが待っているのか、意を決して挑戦。そこで見た光景は……?(朝日新聞記者・井上裕一)

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