身体拘束されてみたら…「みんな敵に見えた」介護福祉士が体験記

水野 梓

身体拘束を受けてみた軍司さんが記した「身体拘束体験記」

 医療や介護の現場で、体をベッドにしばったり外からカギをかけたりする「身体拘束」が行われ、問題になっています。病院の精神科で身体拘束を目の当たりにした介護福祉士は「自分がされたらどう思うのか」と疑問を持ち、24時間の拘束を受けてみた体験をネット上でつづりました。人手の足りないといった厳しい現状もありますが、「『しょうがない』という言葉で終わりにしないで、介護や医療の関係者以外も巻き込んで考えてほしい」と話しています。

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