AV強要「未成年の被害者」 罪悪感で泣いたのに「嬉し涙」と宣伝

高野 真吾

初撮影中の女性。プロダクション社長が別の女性にLINEで送ったものを、朝日新聞が入手した(画像の一部を加工しています)

 本人の証言と関係者とのLINEで浮かび上がる、未成年女性へのAV出演強被害。事務所に連れて行かれ、わずか数時間で勝手に「デビュー告知」をされて出演に追い込まれた女性は、撮影現場で度々、泣いた。涙の本当の理由は「親や彼氏への罪悪感、何でこんなことをやっているのか」という思いだったが、カメラの前では「嬉し涙」と言うしかなかった。その言葉は、作品のパッケージにも使われた。(朝日新聞記者・高野真吾)

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