「ISと最も真剣に戦った」という国が語る中東 断交・米への不信

テロ犠牲者の棺を運ぶトラックのまわりで、「ISくそったれ」「サウジと米国に死を」と叫びながら行進するテヘランの市民=6月9日、杉崎慎弥撮影

 イスラム教シーア派の地域大国イラン。「中東の覇権」をめぐってサウジアラビアと対立し、独特の存在感を示しています。一方で、親日国としても知られています。過激派組織「イスラム国」(IS)をめぐって中東が揺れ続ける中、イランは国際社会とどう向き合い、日本とどんな関係を結びたいと考えているのでしょうか。6月末、ナザルアハリ駐日大使に単独インタビューしました。(朝日新聞政治部記者、下司佳代子)

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