「大谷キター!」応援大使当てた月形町の悩み 肝心の特産品が…

山下弘展
朝日新聞スポーツ部記者

「応援大使」の抽選で、自らを引き当てた月形町の男の子の手を掲げる大谷=2016年11月23日、札幌ドーム

 「違うって、それ、大谷じゃないってー」。カメラを構える僕の後ろから、男の子の悲痛な叫びが聞こえます。「左だ左! だからぁ、左って言ってんだろ」。おじさんの野太い声も響きます。日本ハムが北海道内の市町村に選手を「抽選」で派遣する「応援大使」。今年の抽選会場には、並々ならぬ気合で臨んだ役場の職員がいました。

続きを読む