原発爆発のホワイトデー ぎりぎりまでケーキを焼いた洋菓子店の決意

東日本大震災が襲った5年前のホワイトデー。原発事故下で静まりかえった福島県いわき市の駅前で、1軒の洋菓子店が店を開け続けていました。

福島県いわき市の洋菓子店「アンジェリーク」。パティシエの伊藤志保さんは、原発事故下の街で店を開け続けた

 東日本大震災が襲った5年前のホワイトデー。原発事故下で静まりかえった福島県いわき市の駅前で、1軒の洋菓子店が店を開け続けていました。JRいわき駅前に2005年に開店した洋菓子店「アンジェリーク」。当時、どんな思いで店を開けていたのか。夫の伊藤亨さん(47)と店を営むパティシエの志保さん(41)に震災直後のホワイトデーについて聞きました。

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