宇宙は尿も再利用、濾過して「乾杯」 こうのとり届ける種子島の水

ISSへ水など物資を運ぶ補給機「こうのとり」5号機。ISSの宇宙飛行士たちはこの水をリサイクルして大切に使います。

山本晋

尿から作った水を飲む宇宙飛行士の若田光一さん(左端)ら=NASAテレビから、JAXA提供

 国際宇宙ステーション(ISS)へ物資を運ぶ無人補給機「こうのとり」5号機が17日、H2Bロケットで種子島宇宙センター(鹿児島県)から打ち上げられます。当初16日の予定でしたが、天候悪化が見込まれるため17日に延期されました。今回積み込まれる水は600リットルですが、実は種子島宇宙センターの水道水を処理した水です。ISSでは尿を再利用して飲料水にするなどして大切に使います。

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