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マンガ

店先で盛り上がる小学生、じっと見てくるおじいさんの視線…次の瞬間

漫画「どれだけ経っても」の一場面。
漫画「どれだけ経っても」の一場面。 出典: 稲空穂さん提供

「特別じゃない日」をテーマにした単行本が発売された漫画家・稲空穂さん。漫画「どれだけ経っても」に込めた思いを聞きました。

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漫画のあらすじ

コンビニでゲームのカードを買った少年たちは、店先でカードを一斉に開封してわいわいと盛り上がります。

店先でタバコを吸っている車椅子のおじいさんがこちらを見ていることに気づいた一人の少年は、うるさくするなと怒られると思って焦りますが、おじいさんは「カードか? 今どんなのが流行ってんだ」と、そっと話しかけます。

「今の流行」を教わりながら、いつしか子どもたちとおじいさんが輪になってカードを楽しむひとときに、店内で買い物をして戻ってきたおじいさんの家族も笑顔になりました。

作者・稲空穂さんからのメッセージ

私はポケモンカードゲーム(通称ポケカ)を集めるのもバトルするのも大好きで、よくパックを購入しているのですが、ポケカを通して、近所の小学生たちと会話をしてもらえるようになりました。

子供たちに「ポケカ」の話題を振ったときの「え、この大人、ポケカのこと話せる…!?」という瞳が輝く瞬間がとても好きだったり…。

「この戦略は難しすぎて分からないかな?」と思っても、そんなことはまったくなく、むしろ私が教えられる場面ばかりで、子供たちの「好き」の熱量はすごいなあと感心しております。

願わくば、ポケカが今後何十年も続いて私がよぼよぼのおばあちゃんになってからも、近所の小学生とバトルをする未来があってほしいです。

稲空穂さんのXがこちら

書籍「特別じゃない日」の第1集はこちら

書籍「特別じゃない日」の第2集はこちら

書籍「特別じゃない日」の第3集はこちら

書籍「特別じゃない日」の第4集はこちら

書籍「特別じゃない日」の第5集はこちら

withnewsでは毎月、稲さんの漫画とともに作品に込めたメッセージについてのコラムを配信しています。

【過去の作品はこちら】

特別じゃない日

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