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連載

#277 #小山コータローの4コマ劇場

柔道かと思いきや…帯じゃなくて〝黒リボン〟 「まだまだだな!」

ファンシー

小山コータローさんのマンガ「じゅうどう」
小山コータローさんのマンガ「じゅうどう」
勝ちの基準は何……。漫画家・小山コータローさん(@MG_kotaro)が描くのは、どこか奇妙だけどなぜかツボに入る4コマ漫画。想像の斜め上からくる小山さんの発想力で、ちょっとダウナーな頭をやわらかくしてみませんか。
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小山コータローの4コマ劇場

「じゅうどう」

小山コータローさんの漫画「じゅうどう」
小山コータローさんの漫画「じゅうどう」

そこにあるのは備長炭

たびたびXでも話題になるギャグ漫画作家の小山さんに、漫画にちなみ、「なりたいもの」を聞いてみました。

最近なりたいものといえば…そういえば、なんと8月28日に誕生日を迎えました。
 
またひとつ大人になったということで、そう。これからはダンディになりたいと思っています。
 
しかしここで1番の問題は、僕が医療脱毛をしてしまったためにダンディな髭を生やすことができない身体だということです。
 
「マッドサイエンティストめ」
 
などと思いましたが、自分で申し込み、自分でお金を払ったことを思い出しどこにもぶつけられない怒りにワナワナと体を震わせるしかありませんでした。
 
「この震えを利用した発電所をつくるぞ〜!」そんなマッドサイエンティストの声が聞こえてきますが、僕は彼らに手を貸すつもりはありません。
 
「僕は電気で日本を明るくしたいんじゃない。ギャグ漫画で日本を明るくしたいんです!僕はギャグ漫画発電所だ!」
 
結局発電所でしたが、僕がこれからダンディになるためにはシルクハットにステッキ、片目にはめるタイプのメガネ、懐中時計に、やはり立派な髭が必要です。
 
しかしどうでしょう。本当に髭がダンディの象徴なのでしょうか?鼻の下に黒い塊があれば、ステッキやシルクハットの効果でなんとなくダンディにみえるんじゃないですか?
 
そう、みなさんもお気づきの通り、答えは備長炭です。
 
鼻の下に備長炭を設置することで、まるで髭のようになるどころか「おい!それ髭じゃなくて備長炭じゃないのか!」と気づかれても備長炭自体がかなりダンディということもあり、厳重注意で済むんです。
 
それではみなさんも是非、備長炭が似合う大人を目指してくださいね!

<こやま・こーたろー>
漫画家。「違和感」を作風とし、漫画家のSNS「コミチ」やXで毎日4コマ漫画を発信中。前後関係を無視したセリフや、突拍子もない理不尽な展開が得意。初の書籍『デリシャス・サンド・ウィッチーズ』(扶桑社)発売中。Xアカウントは@MG_kotaro

   ◇
漫画家・小山コータローさんの連載「#小山コータローの4コマ劇場」は原則週1回、withnewsで配信していきます。
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