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連載

#272 #小山コータローの4コマ劇場

〝とられたて〟野菜の内訳は…お隣さんからの頂き物に秘められた過去

甘いですよ!

小山コータローさんのマンガ「甘いですよ!」
小山コータローさんのマンガ「甘いですよ!」
大変でした…。漫画家・小山コータローさん(@MG_kotaro)が描くのは、どこか奇妙だけどなぜかツボに入る4コマ漫画。想像の斜め上からくる小山さんの発想力で、ちょっとダウナーな頭をやわらかくしてみませんか。
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小山コータローの4コマ劇場

「甘いですよ!」

小山コータローさんの漫画「甘いですよ!」
小山コータローさんの漫画「甘いですよ!」

シュークリームで?!

たびたびXでも話題になるギャグ漫画作家の小山さんに、漫画にちなみ、「甘いものの思い出」を聞いてみました。

甘いものの思い出といえば、やはり上京したての頃のことを思い出しますね。

僕の実家はかなり田舎なので、気軽に歩いて行ける距離にコンビニがありません。なので、ちょっとお菓子でも買いにいくか!みたいなことができない環境だったんですよね。

高校を卒業してから僕は東京で一人暮らしを始めたのですが、そのとき住んでいたアパートからは1、2分歩くだけでコンビニにいけるというセレブリティあふれる驚きの立地でした。
僕は元々シュークリームが大好きで、かねてから「エクレアにまたがってシュークリームを食べたい」という夢を河原で語らうほどの甘党だったんです。コンビニにはシュークリームが置いてあるので、それはもう墓荒らしの血は争えないなといった具合にシュークリームを毎日毎日食べていました。

気づけば体重は1年もたたずして20キロ増えてしまいました。

20キロといえば中型犬や、大型猫、5泊6日のスーツケースなどが代表的ですが、その分が増えたと考えると本当に恐ろしいですね。シュークリームが生命もしくは長期旅行になって僕の身体に宿るなんて、パティシエも人が悪いです。

そこから今は20キロ痩せて元通りの体重に戻っていますが、今でも大甘党(大悪党のように)なのでシュークリームやアイス、グミやチョコレートをよく噛んでよく食べています。

夏などは、アイスを食べたいという欲求と太りたくないという欲求の折衷案で「食事を抜きつつ100キロカロリー程度のアイスを朝1本、昼前に1本、昼ご飯に1本、夕方1本の計4本食べる」というサンリオのキャラクターならありうる設定の食生活をすることがあります。

でもサンリオのキャラクターだったら一人暮らしで塩こしょうで痛めただけの砂肝を米にのせて食べるような生活はしないと思います。

<こやま・こーたろー>
漫画家。「違和感」を作風とし、漫画家のSNS「コミチ」やXで毎日4コマ漫画を発信中。前後関係を無視したセリフや、突拍子もない理不尽な展開が得意。初の書籍『デリシャス・サンド・ウィッチーズ』(扶桑社)発売中。Xアカウントは@MG_kotaro

   ◇
漫画家・小山コータローさんの連載「#小山コータローの4コマ劇場」は原則週1回、withnewsで配信していきます。
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