ネットの話題
共通点は「ソース」です! SEGAとオタフクがコラボイベント実施
発案したセガの担当者に話を聞きました

ネットの話題
発案したセガの担当者に話を聞きました
セガとオタフクソースが今月末、コラボイベントを実施します。プログラミングのソースコードとお好み焼きのソースの「ソース」つながりで実現したイベントです。発案したセガの担当者に話を聞きました。
29日にオタフク東京本部ビルで開催される「ソース×ソースコードを学ぶ! プログラミング&お好み焼教室」。
小学生と保護者の計10組が、アクションパズルゲーム「ぷよぷよ」を使ったプログラミング講座や、お好み焼き教室、ゲーム対決などに参加します。
すでに応募は締め切られていますが、定員の10倍を超える110組の応募があったそうです。
プログラミング講座の講師は、日本eスポーツ連合公認のぷよぷよプロプレイヤー。
ソースコードを書き写す作業(写経)や、ぷよをオタフクお好みソースや原料の野菜に置き換えるカスタマイズなどを通じて、「オタフクソースぷよぷよ」の制作を体験します。
お好み焼き教室で講師を務めるのは、オタフクソースの社内資格「お好み焼士」を持つ社員。
参加者は実際に調理しながら、マヨネーズを使ってデコレーションする「オコアート」にも挑戦します。
「ソース×ソースコードのダジャレを思いつき、オタフクソースがぷよぷよのように落ちてくるパズルゲームのソースコードを組んでみたらおもしろいのではと思ったのがきっかけです」
そう話すのは、企画を発案したセガの広報部副部長・山田愛さんです。
セガはこれまで、全国130校以上の小中高校で出前授業を実施し、無料の学習教材「ぷよぷよプログラミング」を活用した講座などを開いてきました。
今回はIT教育と食育のコラボ企画として、自由研究などにじっくり取り組める夏休みに実施することにしたそうです。
「お好み焼きは家族で食卓を囲むシーンも多く、夏休みの定番メニューです。上手に焼くコツを学んで、すぐに家庭で活かせると思います」
今回講師を務めるのは、お好み焼き店の開業希望者向け研修なども行う部署の社員。
「お好み焼士」の資格を持ち、家庭でおいしく作るコツを、わかりやすく説明してくれるそうです。
プログラミング講座については、小学生だけでなく大人も楽しめるように工夫。
「敷居の高いイメージがあるかもしれませんが、意外と楽しそうだ、自分にもできそうだ、と思っていただき、チャレンジのきっかけになればと期待しています」
無料で利用できる「ぷよぷよプログラミング」の登録者数は27万人を突破し、8月にはガイドブックの発売も予定しており、入門編としてもピッタリだといいます。
「小学生のみなさんにとって、今回のイベントがゲーム開発者を目指すきっかけになればうれしいです」
1/3枚