ネットの話題
「可愛さがすごい」お茶の木を植えるならコレ!まだ飲めないけれど

身近な植物は生活を潤してくれますが、SNSで一風変わった「植物」が話題になりました。なんと植えてあるのは〝お茶〟の木。そして驚くのは、その植木鉢です。こんなに「ぴったり」な場所があるとは! 投稿者に話を聞きました。
みずみずしい葉をつけた「お茶」。植えてから「1歳を迎えました」という報告です。
〈まだまだ飲めそうにありませんが、そんなことより可愛さがすごい〉
見ると、お茶の木が植わっているのは「急須」です。……可愛さがすごい!!
この投稿には「すごいきれい!」「オシャレですね」「発想がかわいすぎる」などのコメントと、4.5万件のいいねが集まりました。
急須で育てているお茶が1歳を迎えました。
— ぽたろうの家庭菜園HACK (@HACK1136) January 26, 2025
まだまだ飲めそうにはありませんが、そんなことより可愛さがすごい#家庭菜園 #チャノキ https://t.co/ichvGYrDHz pic.twitter.com/OGA1r37kMJ
投稿者したぽたろうさんに話をききました。
ぽたろうさんは、家庭菜園の初心者でも気軽に始められるように、たとえば長ネギを育てるのに、カップ麺のカップを積み上げていく方法など、限られた面積と家にあるものでもできる「形式にこだわらない自由な野菜の生育」の方法を、XやYouTubeで発信しています。
今回話題になったお茶の木は、友人から譲ってもらった「チャノキ」の種を育てたものでした。
ぽたろうさんは「前から『日本人に生まれたからには、一度は自家製の〝手もみ茶〟を飲んでみたい』という訳の分からない欲求がありまして、静岡でお茶屋さんを営む友人に種を分けてもらいました」と明かします。
手に入れた念願のチャノキの種。
「どうせなら面白い鉢で育てたい」と思ったぽたろうさんは、お茶をいれながら考えていたところ、目に入ったのが〝急須〟でした。「お茶の相棒といえばこれっきゃないだろうと思い、使うにいたりました」
ただ土を入れて種をまけばいい、というものではないようです。
水やりをした時に、水が鉢の中にたまると、根が腐ってしまいます。そのために必要なのは、鉢の底にたまった水を排出させること。
「当たり前ですが急須には〝排水穴〟がありません。そこで急須の底に穴を開けたのですが、これが陶器のためかなりの苦労でした」とぽたろうさん。
ちなみに、急須なので傾ければ「注ぎ口から排水できちゃったりもします」と意外な利点もあるそうです。
家で「茶摘み」ができる日は来るのでしょうか。
実は急須以外に、2株のチャノキを普通の鉢に植えて同時に育てているというぽたろうさん。
「今後も急須鉢は盆栽感覚でコンパクトに育てていき、他の2株は大きな鉢に替えて、数年後には茶摘みができたらなぁと思っています」と夢を描いています。
自家製の「手もみ茶」が飲める日が待ち遠しいですね。
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