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小さくなる子ども服 でも捨てられない…「憧れる」〝解決策〟が話題
こんな方法があったとは!
あっという間にサイズアウトしてしまう子ども服ですが、たくさんの思い出が詰まっていてなかなか捨てられないもの。そんな洋服と思い出の両方を残しておく〝解決策〟が、SNSで話題になりました。2人の子どもを育てる投稿主は、「『あの頃』の抱っこの感触を思い出せる」と話しています。
話題になったのは、4歳の長女と2歳の長男を育てるnatsumiさん(@reioto1803)がXに投稿した、「子ども達の洋服アルバム」です。
台紙の真ん中に四角い窓があり、お花の刺繍やデニム生地のような洋服が見えています。「一目惚れして買ったワンピース」「1歳のバースデー撮影で家族おそろいで着たワンピース」といった思い出メモとともに、当時の写真も添えられていました。
ユーザーからは「こういうの憧れる!」「とっても素敵」「こんな方法があったとは!!!」「真似させていただく」などとコメントが寄せられ、3万近い「いいね」がついています。
natsumiさんによると、使っているのはハンドメイドサイトで購入した子ども服用のアルバム「フクアル」で、メモも書き込めるデザインです。
アルバムの窓に合うように洋服をカットし、ひと回り小さめにカットした画用紙に両面テープで貼って台紙に挟んでいるといいます。
「慣れない育児・初めての2人育児に奮闘するなかで、自分自身の気持ちを盛り上げようと購入した子どもたちの洋服。初めて笑ってくれたときや初めて寝返りをしたとき、初めてハイハイをしたときに着ていた洋服。その時々の感動と温もりを、洋服の生地のままで残したいと思って作りました」
着られなくなった洋服のなかでも、特に思い出深い洋服を厳選して残しているそうです。
「お出掛け用のおしゃれな洋服だけではなく、コロナ禍のおうち時間でたくさん着ていた私達親子の日常を思い出せる洋服もなるべく多く残すようにしています」
洋服を切り取る際にこだわっているのは、「ボタンやポケットの部分をなるべく残すようにすること」です。
「眠い目をこすりながらボタンを開け閉めしておむつを替えたことも、着替えさせたことも思い出せます」
写真を撮って記録することも大事にしているnatsumiさんですが、実際の洋服を残すことの良さは「『あの頃』をそのまま記録できるところ」だと話します。
「生地をそのままアルバムに保管するので、触れた瞬間に『あの頃』の抱っこの感触を思い出せることが最大の魅力なのではないかなと思います」
アルバムを作る時間も貴重な時間です。natsumiさんは、長女が幼稚園に行っていて長男がお昼寝している時間帯や、夜子どもたちが寝静まったあとに制作しているといいます。
「制作している間は日常の疲れが癒える時間になっているので、1〜2週間に1回は必ず洋服アルバムの制作時間をつくっています」
アルバムに使っていない洋服の生地でタペストリーも作っているnatsumiさん。子ども2人が生まれてすぐから着ていた60〜70cmの洋服をタペストリーにしています。
「産院から退院したときとお宮参りで着たセレモニードレスや、3時間に1回の授乳期に着ていた洋服を〝生まれてすぐの記録〟としてインテリアにもなるようにしました」
自身の趣味として作っていたアルバムやタペストリーですが、最近は4歳の長女も興味を持ち始めているとのこと。
「娘は思い出を形に残すことをとても喜んでくれます。娘のお友達や私の友人が遊びに来てくれたときも、『これ私達が着てた洋服なんだよ〜』とうれしそうに紹介していました(笑)」
どこで洋服を買ったか、どんな思い出があるのかを親子で話す時間もあるといい、アルバムやタペストリーをきっかけに、新たな親子の思い出が積み重なっているそうです。
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