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初選抜のHKT48猪原絆愛さん 置いてかれてる…焦りもあったけど

所属するチームKⅣの劇場公演で歌う猪原絆愛さん=2025年1月、福岡市、提供以外はいずれも松村北斗撮影
所属するチームKⅣの劇場公演で歌う猪原絆愛さん=2025年1月、福岡市、提供以外はいずれも松村北斗撮影

福岡を拠点に活動するアイドルグループHKT48の19枚目のシングル「半袖天使」が7月23日に発売されます。初選抜メンバーは、誕生日を迎えたばかりの3期生の山内祐奈さん(26)と、6期生の猪原(いはら)絆愛(はんな)さん(14)。愛称「はんちゃん」の猪原さんに初選抜やグループへの思いを聞きました。

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初の選抜メンバー入り 猪原さん「ファンにお礼を言いたい」

新シングル「半袖天使」は、石橋颯(いぶき)さん(19)、竹本くるみさん(21)の「いぶくる」がWセンターを務めたこれまで2作から変わり、4期生の地頭江(ぢとうえ)音々(ねね)さん(24)が初めてセンターを務めます。

半袖天使のジャケット写真=ⒸMercury
半袖天使のジャケット写真=ⒸMercury

初めての選抜メンバー入りについて猪原さんは「ファンの皆さんが応援してくださったから選抜メンバーに選んで頂いたと思っているので、お礼を言いたい気持ちでいっぱいです」と喜びを口にします。

選抜発表は6月1日、福岡市で開かれたイベント「HKT48 集会~伝えたいことがあるっちゃん~」で行われました。

「発表された時にファンの皆さんが満面の笑みで、『おめでとう』と言って下さって、本当にうれしかったです」

毎日のネット配信 「努力は報われる」

大分県出身の猪原さんは2022年5月に、小学6年生で6期生として加入。昨年5月、研究生から正規メンバーに昇格しました。

同期でも早いメンバーは2022年10月、2023年7月、11月に正規メンバーへの昇格が発表されるなか、学校との両立にも苦労しながら活動してきました。

「私は昇格を3回逃していて、他のメンバーに置いていかれる。そんな気持ちから、このままHKT48に居てもいいのかなと思うことがありました」

以前、昇格できなかったショックで過呼吸になったことを、ネット配信で明かしています。

支えになったのはファンや家族の支えだったといいます。「ファンの皆さんがハイタッチ会やオンライン握手会であたたかい言葉をくださったり、劇場公演で声援を送ってくださったりして。今回選抜に選んでもらい、努力は報われるということが分かりました」

猪原さん=ⒸMercury
猪原さん=ⒸMercury

「努力は必ず報われる。人生をもって証明する」。これはAKB48グループの初代総監督を務めた高橋みなみさんが、繰り返し語ったフレーズです。

猪原さんは、AKB48のファンだった父親の影響で、幼いころからテレビやDVDでAKB48グループの番組やライブを見ていて、アイドルにあこがれるようになったそうです。

「本当に衣装がかわいくて、キラキラした衣装を着て、ステージで踊りたいと思うようになりました」

画面の向こうの高橋みなみさんは、「歌い方も格好良すぎて、ひかれました。そこからダンスや歌い方を学ぶようになりました」と猪原さんは振り返ります。

横浜市でのコンサートでステージに立つ6期生=2023年4月
横浜市でのコンサートでステージに立つ6期生=2023年4月

新型コロナ禍が落ち着き、オーディションへの応募が可能な年齢になるころ、母親が、HKT48の6期生オーディションの募集を見つけて、アイドルの道が開けました。

「HKT48の印象はとにかく先輩が優しくて、竹本くるみさんは最初にお話した時、『オーディションから見てたよ』って。HKT48でのあこがれだった矢吹奈子さん(卒業)は、私が初めてライブでイヤモニ(耳につける音声モニター)を装着する際に、付け方を教えてくださって。うれし過ぎました」

矢吹奈子さんの卒業コンサートで「子ども時代のなこみく」の寸劇に登場した猪原さん(右)=2023年4月、横浜市
矢吹奈子さんの卒業コンサートで「子ども時代のなこみく」の寸劇に登場した猪原さん(右)=2023年4月、横浜市

一方で6期生は加入当初18人と大所帯。ライバル心や焦りもあり、「自分が置いていかれているという意識がすごくあって、どう頑張ればいいんだろうかと悩みました」と振り返ります。

「中学生になったころから、毎日、ネット配信を続けるようにして、そこで、次第に私のことを知って、応援してくれるファンの方が増えたので、それが今回の選抜につながったのかなと思っています」

「HKT48をたくさんの人に知ってもらいたい」

今回のシングルの16人の選抜メンバーのうち6期生(現メンバーは15人)は5人と、期別で最多になります。

うち井澤美優さん(18)、江口心々華さん(18)、渋井美奈さん(16)、梁瀬鈴雅さん(19)の4人は3作連続での選抜入りです。

「選抜発表で私の名前が呼ばれた瞬間、(選ばれずに)悔しいはずなのに、泣きながら『おめでとう』って抱きついてくれた同期もいてくれて。ライバル心もありますが、友情というか、そんな思いが大きいです」

劇場公演の終演時にあいさつする(左から)猪原さん、江口心々華さん、竹本くるみさん=2025年1月
劇場公演の終演時にあいさつする(左から)猪原さん、江口心々華さん、竹本くるみさん=2025年1月

自身の抱負を尋ねると、「HKT48をたくさんの人に知ってもらいたいし、盛り上げたいです。とくにテレビ番組に出たいという思いが強いです。先輩たちのように、私も今まで以上に頑張らないといけないと思います」といいます。

「これからも選抜メンバーに、はんちゃんが必要だと思ってもらえる存在になりたいです」

書き初めで今年の目標を書いた=2025年1月
書き初めで今年の目標を書いた=2025年1月

8月に東京・お台場で開催されるTOKYO IDOL FESTIVAL(TIF)に今年もHKT48が出演します。

ほかのグループのファンを含めて多くのアイドルファンの前でパフォーマンスを披露し、知ってもらえる貴重な機会です。

初出演となる猪原さんは「昨年は7期生も初めて出演している、ずっとあこがれだったライブ。とにかく楽しみたいと思っています」と期待を口にしています。

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