ネットの話題
「再現うますぎ」1歳児の筆跡を〝捏造〟した短冊 SNS共感や爆笑
保育園の締め切りに間に合わせた結果…
もうすぐ7月。七夕に向けて、笹飾りや短冊を用意している人もいるのではないでしょうか。子どもたちが願いを込めて書いた短冊を飾る保育園もあります。そんななか、SNSでは〝捏造(ねつぞう)〟された1歳児の短冊が大きな反響を呼んでいます。
X(旧Twitter)で話題になっているのは、デザイナーのエモちゃんさん(@ek_40803)の投稿です。
「『1枚は保護者の願い、もう1枚はお子さんに書かせてあげてください』という明日提出の短冊に23:30に気付いてしまい、1歳児の筆跡を捏造した」
そんな文言とともに映し出されているのは、2枚の短冊です。
1枚は「いっぱいたべて おおきくなってね」という親から子へのメッセージ。もう1枚は、文字でも記号でもない、乱雑な〝ラクガキ〟のようにも見えます。
自ら告白しているように、これはエモちゃんさんが1歳の子どもの筆跡を偽って書いた短冊です。
言われても信じられないクオリティーに、Xユーザーの間では「再現うますぎる」「これは完全犯罪」「なかなか書こうと思って書けるものではないんよwww」といった感想が飛び交い、17万を超える「いいね」がついています。
「同じ状況で捏造しましたw」「夏休みの宿題左手で手伝ってくれたおやじ思い出した」とコメントするユーザーもいました。
6月25日が提出期限だった2枚の短冊。保育園から受け取ったのは提出日の前日だったそうです。「本来は3日前に配布されていましたが、子どもが体調不良で休んでいて、うちだけ受け取りが遅くなりました」
夜、子どもを寝かしつけて洗濯を終えた後、2枚合わせて20秒ほどで書き上げたといいます。
「とにかく早く寝たかった」と振り返るエモちゃんさん。ほかにも家事や仕事が残っていたため、「淡々とタスクを片付ける感覚で用意しました」。
ユーザーが絶賛する再現度ですが、子どもが書いた絵や線を参考にしたのでしょうか?
「子どもはまだペンも持ったことのない赤ちゃんなので、何も書いたことはありません」とエモちゃんさん。「普段の腕の動きから想像して書いた」そうです。
翌朝ではなく夜に対応していることに関しては、Xで「起きてから書かせればという意見を目にしたけどムリムリ 朝はバタバタしていてそんな時間ないもの」と共感する声も届いていました。
Xでは、そもそも字を書けない子どもの短冊について迷う声も聞かれました。
”「文字習ってない状態で書く短冊の正解を知りたい」
「子どもに何か書かせるのは、もっと大きくなってからでいいんじゃない?」
「1歳児の筆跡! え、うまっ!!! って思ったけど、1歳児の筆跡ってなにwww」”
文字ではなくシールを貼ったり、線を書いたり、親が子どもの手を持って書かせたという経験も寄せられています。
エモちゃんさんのケースとは逆に、子どもの頃、親の筆跡を〝捏造〟した経験を振り返るユーザーもいました。
”「小学生ワイ、プールの出席カードと音読カードの親のサイン欄を何度親の欄を捏造したことか」
「水泳の欠席のサイン、捏造して書いてたな…」
「子どもが親の筆跡を捏造するのはちょくちょくあったけど逆は初めて見た」
「保護者のサインもらわないといけないタイプの提出物があったの朝気付いて字が綺麗な友達に捏造してもらってたの思い出した」”
エモちゃんさんは大きな反響を呼んだことについて、「共感してくださる方や、温かいコメントをしてくださる方がいてうれしいです」と話しています。
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