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連載

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#13 #小山コータローの4コマ劇場

「良いとこ取り」の悲しい結末…親子が見つめる先にあるのは 4コマ

「すごいの買ってきたぞ!」

小山コータローさんの漫画「パスタックス」
小山コータローさんの漫画「パスタックス」
「良いとこ取り」とはよく聞きますが、必ずしも「良いところ」を掛け合わせることが、名品を生み出すわけではありません。3日ぶりに帰ってきた父親が持って帰ってきたものとは……。漫画家・小山コータローさん(@MG_kotaro)が描くのは、どこか奇妙だけどなぜかツボに入る4コマ漫画。想像の斜め上からくる小山さんの発想力で、月曜日、ちょっとダウナーな頭をやわらかくしてみませんか。
小山コータローの4コマ劇場

4コマ漫画「パスタックス」

小山コータローさんの4コマ漫画「パスタックス」
小山コータローさんの4コマ漫画「パスタックス」

悲しさのあまり「人生の走馬灯がスクロール」

「武器がひとつしかない男」や「限定しりとり」などの漫画で、たびたびツイッターでも話題になっている小山さん。今回の漫画にちなんで、小山さんが家族からもらったプレゼントについて綴っていただきました。

 

僕が子供の頃、当時ゲームボーイが流行っていました。まだ初期のあの分厚いグレーのやつです。手垢で薄汚くなるやつです。

当然僕も欲しくて「誕生日プレゼントはゲームボーイがいい!」と両親の両耳に怒鳴りつけてやりました。

そして誕生日当日。「欲しいって言ってたよな!」と僕に手渡されたのは、シルエットはゲームボーイと限りなく近いが、横に付いているゼンマイを巻くと画面上の道路がスクロールして、固定してあるレーシングカーがさも走っているかのように見えるおもちゃでした。

任天堂が忙しすぎて品質管理をおこたったのかと思いましたが、どうやらそうではなかったようです。

悲しさのあまり、死ぬわけでもないのに僕の短い人生の走馬灯がスクロールしていました。
 

<こやま・こーたろー>
 漫画家。「違和感」を作風とし、漫画家のSNS「コミチ」やTwitterで毎日4コマ漫画を発信中。前後関係を無視したセリフや、突拍子もない理不尽な展開が得意。8月末に初の書籍「デリシャス・サンド・ウィッチーズ」(扶桑社)を発売予定。Twitterアカウントは@MG_kotaro

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 漫画家・小山コータローさんの連載「#小山コータローの4コマ劇場」は原則週1回(月曜日)、withnewsで配信していきます。
小山コータローの4コマ劇場
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