連載
#20 注目!TikTok
ディズニー「行きたすぎて」ゲーム自作 高校生の完成度に「プロ級」
家でディズニーを楽しむ、新しい方法!

新聞紙や紙粘土で手作り「意外と本物のような難しさに」
そんなタイトルで始まる動画をTikTokに投稿したのは、栃木県在住の高校1年生の角野僚(すみの・りょう)さん(15)です(TikTokアカウント:@ryoo474)。動画では紙皿に色を塗ったり、新聞紙と紙粘土で「コブラ」の像を作る様子などが紹介されています。
ゲーム台の奥に飾られているレリーフのようなコブラも、新聞紙で作った土台に「のり」に浸した半紙を貼り付け、細やかに成型しています。作り方については、「以前、工作の教室に通っていて、そこで教わったものです」。のりを乾かす時間も含めて、制作期間は3日ほどだったそうです。
実際に遊んでみると、真ん中の金色のコブラの像がボールの行く手を阻み、「意外と本物のような難しさになった」と話します。
TikTok企画で「意外と楽しめることがあるな」
「休校チャレンジ」とは、政府が休校要請を表明したことを受け、映像作家で人気TikToker(TikTokで活躍するクリエイター)のしんのすけさん(@deadnosuke)が発案したTikTokの企画です。学生・生徒を対象に、休校期間を利用し、家の中でできることとして「動画撮影に挑戦しよう」と呼びかけました。

参加した角野さんも、他の人の動画を見ることで気づきもあったようです。「外出自粛でずっと『やることがない』って思っていたんですが、企画に参加している人はいろんな方法で楽しく過ごしていて、できることは意外とあるんだと思いました」
しかし、そんな生活も終わりが見えているそう。分散登校が始まり、6月からは全体での授業が始まる予定だといいます。待ちに待った学校の再開について、角野さんは「新しい環境なので楽しみです」と話しています。