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#18 #やさしい日本語
自転車に乗るために保険(insurance)が必要です【やさしい日本語】
日本で自転車に乗りますか? 保険に入っていますか?
この「やさしい
【機械翻訳用】ふりがな なし
自転車に乗るために保険(insurance)が必要です【やさしい日本語】
自転車に乗っているときに事故を起こしたら、罰を受けます。日本ではその罰が重くなっています。自転車の事故でも車と同じように、人が死ぬことがあります。事故を起こした人は、お金をたくさん払わなければいけないかもしれません。だから、日本のいろいろな町では、いま、自転車に乗る人は「自転車保険」に入らなければいけない、と決めています。(朝日新聞経済部記者、藤崎麻里)
■自転車の事故で約9500万円
神奈川県も去年10月、県のルール(条例)で、「自転車に乗る人はみんな、自転車保険に入らなければいけません」と決めました。自転車に乗る人、自転車に乗る子どもの親は、自転車保険に入らないといけないと決めました。
その保険は「自転車損害賠償保険」といいます。しかし、保険に入らなかった人が罰を受けることはありません。 なぜこんなルールができたのでしょうか。それは自転車と歩いている人との事故が増えているからです。川崎市では2017年、大学生が事故を起こしました。大学生は電気で動く自転車に乗っていましたが、自転車に乗っているときにスマートフォンを使っていました。自転車は歩いていた人にぶつかって、歩いていた人は死にました。 大学生は裁判で罰を受けました。その罰は、4年間に何かルール違反をしたら、2年間刑務所に入らなければならない、という罰でした。兵庫県の神戸市でも2008年、自転車の事故がありました。小学生が自転車に乗っているときに歩いている人とぶつかって、歩いている人がひどいけがをしました。小学生の親はけがをした人に約9500万円を払わなければなりませんでした。
■スマートフォンを使いながら運転
神奈川県には、別のルールもあります。そのルールでは、自転車に乗っているときにスマートフォンを使っていたら、罰を受けます。5万円以下のお金を払わなければなりません。事故を起こさなかった場合も払わなければなりません。 自転車でも大きな事故が起こることがあります。だからいろんなルールができています。神奈川県のルールには、自転車に乗る人はみんな保険に入りましょうと書いてあります。保険に入るのは、自転車を安全に運転することを自転車に乗る人に考えてほしいからです。
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