ネットの話題
医療情報、ネット検索うのみにすると「診察室でマイナススタートに」
医師たちがネットで直接、情報発信するようになりました。その先陣を切っている医師たち「SNS医療のカタチ」は、SNSでの発信だけでなくリアルイベントを重ねています。昨年12月8日に京都市であったイベントでは、ツイッターやネット記事で発信をしている3人の医師が登場。ついつい頼ってしまいがちなネット検索で得られる情報をうのみにすると「診察室でマイナスからスタートになりかねない」と、呼びかけました。
便利なネット検索。記者も「なんだか体調が不安かも」というときはまず検索してしまいます。
山本さんも指摘した「リスティング広告」は、左側に小さく「広告」のマークは出ていますが、これを「広告なんだ」「記事とは違うんだな」としっかり認識してクリックする人はどのぐらいいるのでしょうか。
医療はある意味インフラなので、全国的に等しく高い水準が目指されているし、最高水準の医療が安価で得られるよう保険制度に国費が投入されている。
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その点では、他の領域と違って「全国標準を遥かに超える孤高の天才」とか「一生懸命探せばやっと見つかる秘密の解決策」は、原則医療と親和性が悪い。
記事の中で書かれているフェイク情報の見分け方、注意点。
— 外科医けいゆう『医者が教える正しい病院のかかり方』好評発売中 (@keiyou30) December 14, 2019
①「○○すれば必ず治る」など、大げさな表現を鵜呑みにしない
② 医師や薬剤師のような専門家であっても "個人の意見" は要注意
③ 一般的には公的機関や学術団体のような公益性の高い組織が出す情報は信頼できる
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