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#12 #やさしい日本語
ひらがなのツイートが……台風であったすてきな話【やさしい日本語】
この「やさしい
にほんごが にがてな がいこくじんの みなさんに、たくさんの がいこくごで はなしが できる でんわを つくりました。
— 長野県防災 (@BosaiNaganoPref) October 15, 2019
あめや かぜで こまったら、↓のばんごうに でんわを してください。
080-4454-1899
15のことば を きくことが できます。
ともだちにも、おしえてあげてください
【機械翻訳用】ふりがな なし
10月に台風がきたとき、長野県は、外国の人のために、ぜんぶひらがなのツイートをしました。
インドネシアやフィリピンなど15の言葉で、電話で相談ができるところを教える ためです。台風で雨がたくさんふって川があふれ、家に水が入ってきて、困っている人がたくさんいました。
「にほんごが にがてな がいこくじんの みなさんに、がいこくごで はなしができる でんわを つくりました」という、ぜんぶひらがなのツイートは、なんと4万回もリツイートされました。そして、このツイートをみて、たくさんの人が、インドネシア語やフィリピン語、韓国語などの外国語になおしました。
長野県のツイートをした窪田優希さん(34)は言いました。「はじめは英語と中国語でツイートをしました。すると『やさしいにほんごでもツイートした方がいいです』という意見がきました」。それで窪田さんは「どんな言い方だったらわかりやすいかな」と自分で考えて、文を作りました。
みんながいろいろな外国語になおしたことを、窪田さんは「みんなの力をかりることができて、とてもびっくりしました」と言いました。そして「これからは、災害のとき、やさしい日本語でもっとたくさんのツイートをしたいです」と話しました。
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