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連載

#10 #やさしい日本語

なぜここに魚(さかな)の看板(かんばん)?【やさしい日本語】

道(みち)に、なぜ、魚(さかな)の看板(かんばん)があるのでしょうか。

この看板を見たことがありますか?
この看板を見たことがありますか? 出典: 朝日新聞

この「やさしい日本語(にほんご)ニュース」は、日本語(にほんご)にまだ慣(な)れていない人(ひと)のために、分(わ)かりやすい日本語(にほんご)で書(か)いたニュースです。外国(がいこく)の人(ひと)に意見(いけん)を聞(き)いて、「伝(つた)わりにくい」言葉(ことば)を直(なお)しました。このニュースが生(う)まれた過程(かてい)はこちらです!

みなさん、この看板(かんばん)を、見(み)たことがありますか?

この看板(かんばん)は、東京(とうきょう)などの道路(どうろ)にあります。

この看板(かんばん)の意味(いみ)は、「この看板(かんばん)がある道路(どうろ)は、大(おお)きな地震(じしん)があったときは、人(ひと)を助(たす)ける(人命救助(じんめいきゅうじょ))ための車(くるま)か、火事(かじ)の火(ひ)を消(け)す(消火(しょうか)活動(かつどう))ための車(くるま)しか、通(とお)ることができません(通行(つうこう)禁止(きんし))」ということです。

だから地震(じしん)のときは、この看板(かんばん)のある道路(どうろ)には、行(い)かないでください。


でも、どうして、ここに魚(さかな)の絵(え)があるのでしょうか。

この魚(さかな)は、「ナマズ(なまず)」という魚(さかな)です。
ナマズです
ナマズです 出典:朝日新聞
ナマズは、日本(にほん)と中国(ちゅうごく)と朝鮮(ちょうせん)半島(はんとう)など、東(ひがし)アジアの川(かわ)や湖(みずうみ)にいる魚(さかな)です。

口(くち)に長(なが)いひげがあります。


日本(にほん)には昔(むかし)から、「ナマズが早(はや)く動(うご)くと、地震(じしん)が起(お)こる」という考(かんが)えがあります。

この考(かんが)えがあるので、ナマズの絵(え)を使(つか)うと、みんなが地震(じしん)のことを考(かんが)えると思(おも)いました。

 
三重県(みえけん)の神社(じんじゃ)にも、ナマズがいます。
三重県(みえけん)の神社(じんじゃ)にも、ナマズがいます。 出典:朝日新聞
地震(じしん)の前(まえ)には、ナマズだけでなく、動物(どうぶつ)がいつもと違(ちが)う動(うご)きをするようです。

日本(にほん)でもこのことを研究(けんきゅう)しています。

本当(ほんとう)にナマズは地震(じしん)がくることを分(わ)かるのでしょうか。
ナマズはほかの動物(どうぶつ)よりも、とてもするどい感覚(かんかく)を持(も)っているようです。

ナマズは地震(じしん)の前(まえ)でないときも、早(はや)く動(うご)きます。
それでも、日本(にほん)では、今(いま)でも、ナマズと地震(じしん)は、とても関係(かんけい)があります。

例(たと)えば大(おお)きな地震(じしん)があった熊本(くまもと)では、「もう地震(じしん)がおきないように」と願(ねが)って、ナマズを食(た)べました。

ナマズは焼(や)いて食(た)べました。ナマズの味(あじ)は「さっぱりしていておいしい」そうです。 たくさんの人(ひと)がナマズを食(た)べました。
ナマズを食(た)べました
ナマズを食(た)べました 出典:朝日新聞

この「やさしい日本語(にほんご)ニュース」を教(おし)えてくれた人(ひと)は、庵功雄(いおりいさお)先生(せんせい)(一橋大学(ひとつばしだいがく))です。

 

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