「マンガと違って明確に助けてくれる人は現実世界にはいない」。俳優で漫画家の園山千尋さん(29)は、そんな「地獄のような日々」だった中学時代の経験をマンガにして発信しています。「乗り越えなくて良い、解決しなくて良い」。そう語る園山さんにとっての居場所は、「原因よりこれからを考えられる環境」だったと言います。「一人でも自分と同じ状況の人がいると知ってほしい」。封印していた記憶と向き合いながらも、マンガを描く理由を聞きました。
園山千尋さんのメッセージ
・しんどいことを乗り越えなくていい、解決しなくていい
・いまの自分をあきらめないで
・環境が変われば新しい出会いがある
<そのやま・ちひろ>
1990年、北海道生まれ。高校卒業後、上京して俳優活動を開始。福島中央テレビ「絶景探偵。」や、映画「モダン・ラブ」などに出演。2016年ごろから、漫画家としても活動開始。コミック配信サービスアプリ「Vコミ」(https://vcomi.jp/)で漫画「不登校ガール 学校の階段がのぼれない」を連載中。
毎日思ってた「消えたい」
苦しい理由が自分でわからなかった
いまだに逃げ方、乗り越え方がわからない
「一人じゃない」と思いたかった
乗り越えなくて良い、解決しなくて良い
#withyouのために園山さんが作品を描いてくれました
園山さん出演決定! 「居場所」を考えるイベント開きます

2学期が始まる。しんどくて、逃げたい……。夏休みが終わるのを前に、そんな思いを抱える子どもたちの「居場所」について考えるイベントを8月26日に昼と夜の2部構成で開きます。
(昼の部)10代が安心して過ごせる「居場所」とは?@日本財団ビル 14:30~17:30
子どもの問題を取材してきたノンフィクション作家の石井光太さん、自分の不登校経験をマンガ「不登校ガール」で描いた女優の園山千尋さん、フリースクールネモ代表の前北海さんが、「居場所」について考えるトークイベント。無料です。詳細や申し込みは→https://withyou-ibasho.peatix.com/view
(夜の部)本音トーク!「#居場所」@Twitter本社からTwitterライブ配信(@withnewsjp) 22:00~23:30
不登校経験があり、今は俳優や漫画家などとして活躍する個性的な面々が、つらい日々によりどころにした「居場所」について、本音トーク! ハッシュタグ「#わたしの居場所」に寄せられたアイデアもシェアしていきます!

withnewsでは、生きづらさを抱える10代への企画「#withyou ~きみとともに~」を続けています。
今年のテーマは「#居場所」。
目に見える「場所」でなくても、本や音楽…好きなことや、救いになった言葉でもいいです。生きづらい時間や不安な日々をしのげる「居場所」をみなさんと共有できたらと思います。 以下のツイートボタンで、「#居場所」について聞かせてください。
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