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七味は「ななみ」って読むの? 英語表記「NANAMI」が話題 理由は?
七味の読みは「しちみ」じゃなくて「ななみ」だった?
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七味の読みは「しちみ」じゃなくて「ななみ」だった?
唐辛子を主体とした7種類のスパイスが入った「七味」。読みは「しちみ」じゃなくて「ななみ」だった? そんなツイートが注目を集めています。どうやら、エスビー食品が販売している七味には「NANAMI」と書かれたものが存在するようです。その理由について担当者に聞きました。
七味の基本的な組み合わせとなるのが「二辛五香(にしんごこう)」。辛さに特徴がある原料を2種類、香りを重視したものを5種類という意味です。
エスビー食品が販売している「七味唐からし」は、唐辛子、山椒、陳皮、青のり、ごま、麻の実、けしの実の7種類のスパイスを使っています。話題になっているのは、この商品です。
パッケージの表に「七味唐からし」とあって、裏に「NANAMI TOGARASHI」と英語で表記されている商品が存在するのです。
ツイッター上でこのことが紹介されると、「しちみだと思ってました」「これは世紀の大発見かも」といったコメントが寄せられています。
正しい読み方をエスビー食品に聞いてみると、「しちみとうからし」が正式名称で、海外向けは英語表記で「NANAMI TOGARASHI」としているそうです。
その理由について、広報・IR室の担当者はこう説明します。
「海外の方々にとっては、一味(いちみ)唐辛子と七味(しちみ)唐辛子の発音が混同するということで、英語表記でNANAMI TOGARASHIとしております」
海外向けも日本で製造して輸出している「七味唐からし」。2018年度は、業務用も含めて45カ国以上に輸出されています。
国内向けと異なるのは、その読み方だけではありません。
一部の国では、麻の実、けしの実が規制対象となっているため、代わりに「白ごま」「しょうが」を入れているそうです。
読み方が話題になったことについては、こう話します。
「海外の方々にも七味唐からしの魅力を知っていただけるよう、地味かも知れませんが、細やかな取り組みをしています。そのような点が取り上げられ、嬉しく思っています。今後も国内外の様々なお客様に対して弊社製品を知っていただけるよう、取り組んでいきたいと思います」
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