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新元号もお構いなし? 我が道を歩み続ける明治村、日付表示が話題に
新元号に関する世間の関心をよそに、我が道を歩んでいる施設が話題です。
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新元号に関する世間の関心をよそに、我が道を歩んでいる施設が話題です。
いよいよ本日昼前に発表される新元号。そんな世間の関心事をよそに、我が道を歩んでいる施設が話題です。ツイッターで注目を集めている日付表示板について、担当者に話を聞きました。
愛知県犬山市にある「博物館明治村」。明治時代の建造物を保存展示している施設です。
話題になっているのは、正門入り口入ってすぐのところに置かれている木製の日付表示板です。
明治時代の建造物の解体材を再利用した「新世界への扉」という名のモニュメントとともに、記念写真撮影スポットとして設置されたものです。
大きく「明治村」と書かれた上の方に日付があるのですが、昨日は「明治152年3月31日」と表示されていました。
明治村というだけあって、日付も平成ではなく明治で表示し続けているようです。
この様子がツイッターで紹介されると、「こういう力業大好き」「いいですねぇ」と話題になっています。
「明治に換算すると今が何年であるかをお知らせするこの表示板は、2004年の夏ごろから置かれています」
そう説明するのは、明治村の広報担当者です。
まもなく元号が変わりますが、「館内で明治時代にタイムトリップしていただけるよう、これからも変わらず表示を続けていきます」とのこと。
元号発表を前に話題になったことについては、こう話します。
「新しい時代を迎えることで、明治という時代を過去に追いやるのではなく、元号に注目が集まっているこのタイミングだからこそ、近代日本の礎を築いた、明治時代の色あせない価値と意義を積極的に発信していきたいと考えています」
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