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連載

#23 「できる」を広げる 発達障害を自分らしく

発達障害、合理的配慮を頼むポイント・先生と関係性づくりのコツは?

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目次

もうすぐ新学期。新しい学校、クラス、友達との出会いにわくわくしているお子さんもいるのではないでしょうか。一方、親として新学期に気になることといえば、新しく子どもの担任になる先生。特に、発達障害の子どもが元気に学校へ通うためには、合理的配慮をお願いするなど先生と連携・協力していくことが大切になってきます。この記事では、新しい先生との関係の築き方、子どもの特性の伝え方、合理的配慮のお願いのコツを解説するとともに、「先生と合わないかも…?」と思ったときの対処法を特別公開します!(LITALICO発達ナビ編集部)
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新学期は新たな先生との出会いでもある

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新学期は環境や人がガラッと変わるという親子が多いと思います。入学の場合はなにもかも初めての環境・人になることがほとんどですし、進級の場合も、これまで一緒にいた友達と離れる・新しい教室になるといった変化があります。

入学・進級する我が子を誇らしく思いつつも、「新しい学校でうまくやっていけるだろうか…」「クラスメイトと仲良くやれるかな…」と、不安を感じる…揺れる思いを抱えている保護者の方も多くおられるのではないでしょうか。

また、やはり気になるのは「新たに子どもの担任となる先生」のこと。

新学期はこれまでお世話になった先生から、新しい先生にかわるタイミング。そのため「今年の先生は誰だろう…うまくやっていけるかな」「発達障害による特性に理解のある先生だろうか」など、新しい先生に関して気になったり、不安を感じたりしているという方も多いと思います。

発達障害がある子どもにとって、学校が過ごしやすい環境になるためには、先生と保護者がうまく連携し、協力してサポートをしていく必要があります。新学期、子どもは環境の変化でただでさえストレスを感じやすいので、先生とスムーズにコミュニケーションをとり、子どもが元気に学校で過ごせるよう支えていくために、どんなことができるでしょうか。

以下から詳しく、先生と連携するための関係構築や、子どもの特性の伝え方、「先生と合わないかも?」と感じた時の対処法を順にご紹介します。

家庭と学校で協力して子どもをサポート!

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発達障害の子どもが学校でのびのび過ごせるかどうかは、学校側に子どもの特性に合わせ必要な対応をしてもらえるかで変わってきます。このとき、大切なのは「合理的配慮」という考え方です。合理的配慮とは、障害のある方々の人権が障害のない方々と同じように保障され、教育や就業、その他社会生活において平等に参加できるよう、それぞれの障害特性や困りごとに合わせておこなわれる配慮のことを指します。

合理的配慮には例えば、「周りの音など刺激に敏感で勉強に集中しづらい子どもに、仕切りつきの机を用意する」「指示の理解に困難がある子どもに、見通しが立つようにその日の予定をカードや表にする」などの対応があります。

発達障害のある子どもは、特性の偏りによって社会や環境とのミスマッチが生じやすく、生きづらさや困り感を感じることが多くあります。

そのため、学校においては先生(とくに担任の先生)に子どもの特性をきちんと伝え、子どもにあった環境調整や配慮をしてもらうことが大切です。その一方でそのような配慮が学校側の過度な負担にならないよう、親としても気をつける必要があります。
【関連記事】合理的配慮とは?考え方と具体例、障害者・事業者の権利・義務関係、合意形成プロセスについて
参考:LITALICOジュニアー合理的配慮とは
https://junior.litalico.jp/about/hattatsu/consideration/

新学期、新しい先生に合理的配慮を頼むときの6つのポイント

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新しく子どもの担任になった先生に、どのようにして子どもの特性や、合理的配慮のお願いを伝えるときに心がけたいことを6つ、ご紹介します。

□親子間で対応できることと、学校にお願いしたいことの範囲を明確にする

2016年4月に施行された、通称「障害者差別解消法」により、ゆっくりではありますが以前より「合理的配慮」をお願いしやすい環境になりつつあります。

ですが、だからといって子どもの特性による困りごとを全て学校にお任せする姿勢では、先生との連携はうまくいきません。発生した・発生するかもしれない困りごとに対して、どのような対策が子どもにあっているのか、まずは親子間で色々試してみることが大切です。

その中で、ここまでは親子で工夫する、ここからは先生にも協力してもらいたい、などとお願いする範囲をはっきりさせ、先生への負担が大きくなりすぎないように心がけましょう。
 

【関連記事】「授業で上の空…」を回避!?発達外来ドクターおすすめの予習勉強法
 

□「できない」「苦手」だけでなく、「やりたい」「得意」も伝える

先生に合理的配慮をお願いしようとすると、ついつい「うちの子、ADHD傾向で、じっと座っていられないんです」「自閉症スペクトラム障害があり、見通しが立たなかったり予定変更があったりするとパニックになるんです」など、子どもの「できない」情報だけを伝えてしまいがちです。

ですが、「できない」「苦手」など、ネガティブな情報だけを伝えてしまうと、先生が不安感を強めてしまったり、伝えられたネガティブ面ばかり目を向けてしまったりすることがあります。

そのため、「じっと座っているのが難しいですが、ときどき体を動かす機会を与えてもらえればまたすぐ座れます」「見通しのたたないことには不安になりがちですが、決まったことを黙々と取り組むことがとても得意なんです」など、ポジティブな情報(子どもができることや得意なこと)を合わせて伝えるようにしましょう。

先生にとっても子どものよりよい理解につながりますし、子どものがんばりや強みに目を向けやすくなります。

□検査資料・実績実例・専門家の意見などを添えて説明する

子どもがすでに発達障害の診断を受けている、知能検査などを受けている場合は、その際の結果や主治医の報告書を、先生との相談の際に添えることをおすすめします。検査結果や報告書は客観的かつ説得力があるため、持っていくとよりスムーズに合理的配慮のお願いが進みます。

また、「診断を受けたわけではないが、子どもの特性にあった配慮をお願いしたい…!」ということもあると思います。その場合、自分の子どもと同じような特性の子どもが、配慮を経てどのように過ごしやすくなったのか、などが記された先行事例を紹介するとお願いしやすくなります。

例えば、発達障害について解説された本の多くに困りごとの具体例と、その解決方法が掲載されています。このような本を持参して説明するのもよいですし、学校での合理的配慮の実例がまとまっているサイトもあります。これらの活用が、子どもの特性と配慮をうまく伝えるヒントとなるでしょう。


『発達障害のある子のサポートブック』
榊原洋一・佐藤暁 /著
ヒューマンケアブックス/2014
Amazonで詳しく見る >
参考:インクルーシブ教育システム構築支援データベース-独立行政法人国立特別支援教育総合研究所http://inclusive.nise.go.jp/

□家での様子、できることも合わせて伝える

子どもによっては、家での様子と学校での様子が異なる子どももいます。家庭という環境や家庭でのやり方であればためらいなくできるのに、学校ではできなくなってしまうといった様子が見られることも。その場合、家と学校でのギャップを伝えないままでは、先生もなかなか配慮する範囲のイメージがしづらくなってしまうことがあります。

子どもが家ではどのように過ごしているのか、家ではどこまで子ども1人でできるのかなども先生に伝えると、先生も配慮がしやすくなるでしょう。

□サポートブック・サポートシートを作成して渡す

サポートブックとは、入園や入学・進級など子どものライフステージが変わる際に、子どもの普段の様子や関わり方・知っておいてほしい情報を、園や学校の先生と共有するためのツールです。

保護者の多くが、新学期前に先生と面談をし、「配慮をしてほしい」と伝えると思います。ですが、限られた時間で子どもの特性・配慮をじっくり話しきることはなかなか難しいことです。

また、合理的配慮の内容によっては子どもの担任の先生だけではなく、学年主任・教頭・校長先生や、スクールカウンセラーなど多くの人の協力が必要なときもあります。その場合、子どもの個性と対応方法を一人ひとりに直接伝えていくことは時間もかかりますし、伝えきれないこともあります。

そのため子どもの特徴などをサポートブック・サポートシートにまとめ、先生に提出するのも有効な方法です。面談の際にも、子どものことがわかりやすくまとまっている資料があるだけで、話し合いも円滑に進められます。

サポートブックの詳細やテンプレートは、以下をご参照ください。

LITALICOジュニア-サポートブックとは
https://junior.litalico.jp/about/hattatsu/supportbook/


LITALICOジュニア-サポートブックテンプレート
https://junior.litalico.jp/assets/doc/personality/hattatsu/supportbook/index/LITALICOjunior_SB.pdf


サポートブック「TSUNAGU(つなぐ)」愛知県長久手市  福祉部 子育て支援課・福祉課https://www.city.nagakute.lg.jp/kosodate/kodomo_ikusei/shogai/hattatushougai/documents/tunaguh25ban.pdf
 

【関連記事】発達障害のある子の取扱説明書「サポートブック」で学校と連携!作り方と連携のコツをご紹介します
 


□先生に感謝を伝えることを忘れない

ここまで、新しい先生にどのように頼めばスムーズに合理的配慮を受け入れてもらえるか、そのコツをお伝えしてきました。その中でも一番と言っていいほど大切なのは、配慮してくれた場合に、先生に感謝の気持ちを伝えるということです。

複数の子どもを同時に見なければならない中、子どもへの配慮を受け入れてくれたことに対して丁寧にお礼を伝えましょう。また、「先生が声をかけてくれたおかげで、最近は授業も楽しんで取り組めているようです」「先生に授業での取り組みをほめられて、とても嬉しかったようです」など、先生がしてくれた配慮やそれに対するわが子の反応を定期的に伝えると、先生との信頼関係構築につながります。


『発達障害&グレーゾーンの3兄妹を育てる母のどんな子もぐんぐん伸びる120の子育て法』
大場 美鈴/著・ 汐見 稔幸/監
ポプラ社/2017
Amazonで詳しく見る >
 

新学期がはじまり…先生と合わないかも?と感じたら

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新学期、新しく出会った先生とどう関係づくっていくかについてご紹介してきました。とはいえ、先生の中でもまだ発達障害への理解があまりなかったり、実際に配慮をしてくれるわけではなかったりと、先生との関係づくりに苦労することもあると思います。

以下では新学期が明けてしばらく過ごしてみたら、「もしかして先生と合わないかも…?」と感じたときの対処法をご紹介します。

□先生に対して、どんな点で合わないかも?と思っているか洗い出してみる

「親の私自身と先生が合わないのか、子どもと先生が合わないのか…」どちらにせよ、その要因はどこにあるか具体的に挙げ、本当に先生との相性の問題なのか、改めて考えてみましょう。

例えば、先生に子どもの特性を伝えたにもかかわらず、なかなか配慮をしてくれていない様子が見られると、つい「この先生には合理的配慮をする気はないんだ」と思い込んでしまいがちです。

子どもへの配慮をお願いしたのに、それが実現されず、子どもが困り感を抱えたまま通学しているとなると、保護者としても何とかしたいという思いから、先生を責めてしまうこともあると思います。

ですが、もう一工夫、先生にアプローチすることで状況が変わることもあります。「子どもの特性はわかったけど、じゃあどうすればよいのかがわからない」「配慮したい気持ちはあるけど、ほかの子との兼ね合いでなかなか実現できない」といったジレンマを先生自身が抱えている可能性もあります。

ですので、この例の場合は先ほど紹介した6つのコツをもとに、改めて先生の実現しやすい配慮方法を提案してみるなどの改善策が挙げられます。

このように、「この先生とは相性が悪い!」とすぐ決めつけてしまうのではなく、本当に相性の問題なのか、それとも頼み方・頼む先生・頼む内容に関してこちらでまだできることがないか一度立ち止まって考えることが大切です。

□こちらの要求ばかり言いすぎていないか振り返ってみる

先生は同時に何人もの子どもを見ています。合理的配慮をしたいと思っていても、手が回らなかったり、ほかの子どもとの兼ね合いで実行できなかったりすることも多くあります。そのような状況の中で、子どもの特性だけ伝えて、配慮方法は先生にお任せになっていたり、クラス全体を巻き込む必要があったりするとなると、先生も対応しきれないことがあります。

つい、親心として、わが子が学校で困っているとなると、自分の子どもへの対応や配慮のことだけを考えてしまいがちです。しかし、他の子どもに対しても平等に見る必要があり、日々さまざまな業務がある先生にとっては、対応できる範囲に限度があることも事実です。

先生が普段から多くの業務を抱えているということを念頭に、先生側に負担がかかりすぎていないか今一度チェックしてみましょう。

□子どもが感じる先生への気持ちに寄り添う

なかなか配慮がされない、となると子どももだんだん困り感が溜まってきたり、先生への不満を感じたりすることがあるかもしれません。そんなときは、否定も肯定もせず、「大変だったね」「困ったことがあったのに、よくがんばったね」と共感の姿勢を見せることが大切です。

一方、「あの先生はお母さんも好きじゃない」「先生の○○なところ、嫌だよね」というような先生に対するネガティブなイメージを親の口から子どもに伝えることはおすすめしません。親・子どもどちらにとっても、先生への信頼感を築きにくくなってしまうからです。

子どもが感じる先生への気持ちと、親が察知する子どもから先生に抱く感情は同じだとは限りません。あくまでも中立的な立場で、子どもの気持ちに共感の姿勢をもちましょう。

□担任の先生以外に頼れる・相談できる人がいないか探してみる

とはいえ、担任の先生に障害のことや合理的配慮をなかなか理解してもらえないこともあります。その場合、担任の先生以外の先生や職員で頼れる人はいないか、視野を広げてみましょう。例えば、学校だと学年主任・教頭・校長先生や保健室の先生、特別支援教育コーディネーター、スクールカウンセラーなどが主に挙げられます。他にも医師や各種支援センターなど、協力をあおぐことができる可能性のある人はさまざまです。

担任の先生にすべての配慮を委ねると、どうしても他の子どもへの対応もあるため、こちらの要望通りにうまくいかないこともあると思います。担任の先生以外に親子が頼れる存在を見つけられると、別の角度からサポートの糸口を見つけられるかもしれません。

「こんな風に先生と協力しています!」合理的配慮の体験談を紹介

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ここまで先生とどうやって関係を構築していくか、どう配慮を依頼するかを解説しましたが、実際他の親子はどのように先生と協力体制を築いているのでしょうか。それぞれの工夫や体験談をご紹介します。これならできそう、と思えるアイディアがあったら、さっそくこの新学期に試してみるのもよいですね。

□サポートブック、連絡帳を活用しています

さきほどご紹介した合理的配慮のお願いのコツにもある「サポートブック」。また、日々先生とのやりとりで使う連絡帳をうまく活用している、という声が多く寄せられました。
新学期になり担任の先生が決まったら電話で伝え、必要な書類を渡しに行きました。

検査結果のコピーと服用している薬の説明と本人がどうしてもらえると不安じゃなくなるのかをわかってもらう為に絵と解説文が載っている本をコピーしました。5パターンくらいだったと思います。予定の書き忘れ、切り替えが難しいなど。
わかりやすいように大事な部分に線を引きました。
スモールステップが必要だった時は担任の先生にも1ヶ月のスケジュールを渡し協力してもらえました。
https://h-navi.jp/selective_surveys/140?page=2
普通級だけど配慮が必要なことは、入学時に「教員で共通理解して、毎年新担任にも伝えます」とお約束してもらっていますが、それ以外にも、

毎年家庭訪問の時に息子の苦手なこと(聴覚過敏など)とその対応を書いた紙(私は息子のトリセツと題名をつけています)を渡し、実際に家の中を見ていただいて、家ではこういう工夫をしていますなど見ていただいています。

その時気を付けているのは、家でこうやってるから学校でもこうやってくださいと押し付けないこと。先生方もプロなんだから、色々なアプローチのしかたがあるだろうし、家で一人に対応するのと、クラスでやるのでは違って当然。プロとしてプライドもあるので、あくまで我が家では…的な感じで。

あとは、気になることがあれば年2回の個人面談で先生と一緒に課題の洗い出しと対応を考えています。+年1回の療育相談の結果を連絡帳で報告しています。緊急用件は連絡帳を使って。
https://h-navi.jp/selective_surveys/140?page=2
新学期の先生が変わる時期には、サポートブックや子どもの特性と配慮がわかりやすくまとまった資料があると、先生の理解も得られることが多いようです。

また、この体験談のように「家での方針を押しつけすぎない」「クラスの中で対応してもらっていることを忘れない」ということを意識していると、先生との関係も構築しやすくなるでしょう。

□事前の面談、話し合いを大事にしています

多くの方が実行しているのが、本格的に新学期が始まる前の面談・話し合い。具体的に誰と、どんな風に面談をしているのでしょうか。
担任や同じ学年の他クラス担任、そして校長などと面談してもらってます。
そして、伝えるべきことは伝えており新学年にあがるときはそれら引き継いで一緒にやっていきましょうってスタンスです。
学校にいるときは学校になじむことは大事です。
が、それが行き過ぎないよう、学校側にも配慮をお願いしつつ
コチラも学校と連携して今後もやっていく所存です。

(中略)

今年度、さまざまあったのですが担任や他クラス担任たちの配慮ある見守り・行動などにより息子も落ち着いてきました。
https://h-navi.jp/selective_surveys/140?page=2
今の通級学級担任の先生には、本当にお世話になりました。
年配のベテラン先生で、凸凹発達の息子を良く見てくれ、別け隔てなく、誉めて育てる‼がモットー。

支援クラスの先生は、入学当時からお世話になっています。

息子は、アスペルガーで、とにかく、事前の流れが解らないと不安で…。
聴覚過敏、味覚過敏、嗅覚過敏…等過敏症な子です。だから、イヤーマフ持参、偏食な為おにぎり持参、等予め、先生同士の申し送りはしてくれていますが、春休み最後の日は、必ず学校に行き、教室の場所、下駄箱の場所、トイレの場所、新担任の先生に挨拶を済ませています。

その時に、こうして欲しい!って事は予め伝えています。
https://h-navi.jp/selective_surveys/140?page=2
面談は、一番密接に関わる担任の先生以外にも、他クラスの先生や校長先生とも行っている方も多くいます。他の先生とも話しておくことで、さりげなく子どもをサポートしてくれる人を増やしていけそうですね!

また、先生と話すだけでなく、教室の位置や設備を見ておくのも、新学期をスムーズにはじめるきっかけになりそうです。

□さまざまな人と連携・協力体制を築いています
小学校や中学校、適応指導教室、教育支援センターや子ども家庭支援センター、医師などに相談しながら子ども家庭支援センターの方と共に色んな所と連携して息子の配慮のために色々、動いてます。

感覚過敏や聴覚過敏、視覚障害に必要な精密検査を受けたり診断書や指示書を書いて貰ったり息子の特性や今の様子などを中学校へ報告したり通級の見学もしてます。
https://h-navi.jp/selective_surveys/140?page=2
学校の教職員以外にも、協力を求めることができます。この保護者は、適応指導教室、教育支援センターや子ども家庭支援センター、医師など、さまざまな人と連携しているそうです。

診断書や報告書などが、合理的配慮に必要なこともあります。先生だけにとどまらず、子どもをサポートしてくれる人すべてを巻き込んでいくこともよい方法です。

まとめ

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【関連記事】目からウロコ!発達障害&グレーゾーンの子への、歴代担任の先生達のさり気な〜い「合理的配慮」5選!


新学期、「新しい先生はどんな人か、うまくやっていけるか」気になる保護者も多いと思います。

とくに発達障害の子どもに関しては、担任の先生をはじめ、学校とうまく連携できるかどうかで子どもが元気に学校に通えるかどうか変わってきます。

親子で取り組めること・先生にお願いしたいことを考えたうえで、先生と良好な協力関係を築き、子どもの学校生活をサポートしていきましょう。
 

【関連記事】「合理的配慮」を学校にお願いする前に、やっておきたい3つのこと
 

【関連記事】担任の先生に「合理的配慮」の相談をするときの実例9つのヒント

*株式会社LITALICO, LITALICO発達ナビ(https://h-navi.jp/)・新学期は新しい先生との出会いの季節! 合理的配慮を頼むポイント、 先生との関係性づくりのコツって?(2018/03/15 更新)・https://h-navi.jp/column/article/35026855より転載しました。

【お知らせ】フェスタを開催します

LITALICO発達ナビ子育てフェスタ2019
 
  3月26日(火)、発達障害があるお子さまの保護者向けイベントを開催します。
 
 テーマは「子どもの将来」。日常生活や学校生活など、不安や悩みが多い保護者さまにとって、将来を前向きに考えられる1日になるよう、さまざまなコンテンツをご用意します。
 
■ 子どもの発達やその支援についての理解や知識をわかりやすく得られる「講演会」
■ 発達ナビユーザーにぴったりの商品・サービスを提供する企業・団体の「ブース」
■ 子育てに役立つさまざまな「ワークショップ」
など内容盛りだくさんです。お子さまと楽しめるコンテンツもあります。

 くわしくは、LITALICO発達ナビをご覧ください。
 
 withnewsでは、イベントを前にLITALICO発達ナビとコンテンツ協力をしています。発達障害にまつわる記事を集中して配信します。

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