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チャックって呼ぶの日本だけ? 語源は和風な「あの袋」、YKKに聞く
「チャック」の語源がネット上で注目を集めています。
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「チャック」の語源がネット上で注目を集めています。
衣類などに使われている開け閉め自在な留め具・ファスナー。日本では「チャック」と呼ばれることもありますが、その語源が先日、ネット上で話題になりました。大手YKKによると和風な「あの袋」が関係しているといいます。名前の由来について取材しました。
話題になったのは、YKKの「ファスナーのなるほど」というページです。
その中に「『ファスナー』と『チャック』と『ジッパー』の違い」という項目があり、以下のように書かれています。
ツイッター上でこのページが紹介されると、「日本語やったんや」「由来がびっくり」といったコメントが寄せられました。
「巾着袋は紐をひっぱたり緩めたりすることで自由に開け閉めできます。そこからとって、尾道にあった会社が名付けたそうです」とYKKの広報担当者。
日本のチャック、米国のジッパー以外にも、中米諸国では「稲妻」を表す「シェレス・レランパゴス」という呼び方が定着しているそうで、ファスナーには、その土地独特の名前がつけられていることが多いといいます。
話題になったことについて広報担当者は、「こうしたマメ知識をきっかけにファスナーに興味をもっていただけてうれしいです」と話していました。
YKKのページ「ファスナーのなるほど」では、持ち手に穴がある理由について以下のように説明しています。
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