あの文具がオシャレなバッグに！　MONO、クーピー、スケッチブックも

　MONO消しゴム、クーピーペンシル、おどうぐばこ、スケッチブック……。おなじみの文具がデザインされたギフトバッグが、ネット上で注目を集めています。企画した文具・事務用品会社の社長に話を聞きました。

東急ハンズが紹介

　1月中旬、東急ハンズの公式ツイッターアカウントがこんなつぶやきを投稿しました。

　「おなじみの文具デザインのかわいいギフトバッグ、ありましたー。池袋店6階」

　添付された画像に写っているのは、トンボ鉛筆の「MONO消しゴム」とサクラクレパスの「クーピーペンシル」の実物と、そのデザインをもとにしたギフトバッグです。

おなじみの文具デザインのかわいいギフトバッグ、ありましたー。池袋店6階。 pic.twitter.com/7H17ktw9xR

— 東急ハンズ (@TokyuHands) 2019年1月12日

　次のツイートでは、MONO消しゴムとクーピーペンシルに加えて、デビカの「おどうぐばこ」、マルマンの「スケッチブック」のギフトバッグの画像が紹介されています。

　これらの投稿に対して「全部欲しい」「歩いてたら注目の的間違いないですね」といったコメントが寄せられています。

デザインは4種類♪サイズは大小2種類。 pic.twitter.com/ZWHqi6p3gb

— 東急ハンズ (@TokyuHands) 2019年1月12日

価格もお手頃

　東急ハンズの広報担当者によると、関東の大型店（新宿・渋谷・池袋）を中心に販売。

　大きさはそれぞれ、S（はがきサイズ）とSS（たばこサイズ）の2種類で、希望小売価格は税抜き200円と180円です。

　ツイート後に売れ行きが伸びて、これまでに3000個近くが売れたそうです。

　店舗では「ギフトバッグ」として扱っていますが、ファッションアイテムとして購入する人がほとんどだといいます。

　「見た目のインパクト、価格の安さ、そして、ギフトとして色んな文具を詰めるなどのいろんな使い方ができて、2サイズあるのもポイントだと思います」と広報担当者は言います。

企画した社長に聞きました

　このギフトバッグを企画したのは、文具・事務用品を手がける「日本クリノス」（東京都）です。

　長い間、変わらずトレードマークとして存在している商品に着目して、それぞれの会社に依頼。

　デザインのもとになる商品を傷つけることがないようデザインし、各社に監修してもらったそうです。

　「代表商品を使わせていただくので、使用する紙にもこだわりました。表面が汚れにくいよう特別な加工が施されています」と社長の吉田輝隆さん。

ターゲット層は

　出荷を始めたのは昨年10月で、東急ハンズ以外の文具店などでも販売。

　デザインのもとになっている文具に親しみがある20～30代をターゲット層として想定したそうです。

　サイズについては、バレンタインデーなどのプチギフト用に、あえて小さめにしたといいます。

　「これからの時期、新入学や新生活のお祝いにもピッタリです。気持ちを込めたプレゼントに使われるのも、ご自分でお使いになるのも、どちらもオススメです」と吉田さん。